傘の“撥水機能”が復活するカンタンな方法。「傘に水がしみる…」がなくなる!

家のこと

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2023.06.20

雨の多い季節になりました。ふだん何気なく愛用している傘を改めて見てみると、表面がなんだかじっとり濡れていませんか? もしかしたらその傘、撥水機能が落ちてしまっているかもしれません。表面の布が水をはじく機能を失ってしまうと、乾きが悪く扱いづらくなってしまいます。しかしあることをするだけで、撥水機能は簡単によみがえるんですよ!

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傘が雨水をはじかない……

傘画像出典:www.photo-ac.com

傘は毎日は使わないものなので、壊れない限りなんとなく同じものを使い続けてしまいますよね。
お気に入りの傘を長年愛用するのは素敵なことですが、撥水効果が低下してしまった傘は雨をはじかず、むしろ水分を吸い込んでしまう状態に……。
筆者の傘も、気づくと水をはじかなくなっていました。
そこで、SNSで見つけたドライヤーを当てることで撥水方法を復活させる方法で、愛用の傘をよみがえらせてみようと思います。

傘の撥水機能をよみがえらせる方法

筆者の「撥水機能が低下した傘」です。
雨水をはじかないどころか、ところどころ吸い込んでいますね……。
今回は、この傘にドライヤーを当ててみます。

傘画像

傘からドライヤーを約10センチほど離して、温風を当てます。
骨の部分やてっぺんも含めて全体をまんべんなく、布1枚につき10~20秒ほど時間をかけて温めます。

ドライヤーを当てる時間が長すぎたり、近付けすぎたりすると、故障や破損の原因になります。
慎重に行ってくださいね。

傘画像

ドライヤーで全体に温風をかけおえてから、水をかけてみたところ……。

なんと、玉のような水滴です!!
撥水効果が復活し、水をしっかりはじいています!

傘画像

やり方はドライヤーで温めるだけなので、とても簡単でした。
ここまで撥水効果が戻れば、雨に濡れた傘も一振りするだけで水がパッと落ちるので、干す時間も短く済んでラクですよ!

撥水機能が低下してしまう理由は、生地の表面に塗布されている「フッ素樹脂」の効果が摩擦や汚れなどのダメージによって低下してしまうからなのだそう。
ドライヤーの熱によってフッ素の結晶をもとの状態に戻すことで、撥水機能が復活するんですね。
雨の多くなるこの季節、ドライヤーで傘の撥水機能をよみがえらせてみてはいかがですか。

ビニール傘は溶けてしまう可能性があるので、この方法は使えません。
劣化のすすんだ古い傘も、この方法では撥水機能が復活できない場合もありますので、ご了承くださいね。

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著者

鈴木杏

鈴木杏

研究機関の秘書を経て、現在は子育てしながらライターをしています。夫の影響でアウトドア好きになり、今ではキャンプ歴も20年に!キャンプに関する情報や生活に役立つ情報をお届けしていきます。

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