教えてくれたのは……管理栄養士・関口絢子さん
料理研究家・管理栄養士・インナービューティスペシャリスト。「健康な体と豊かな心を育む食卓」をテーマに、季節の体の変化や旬の食べ物にフォーカスした食の知恵をお届けします。YouTubeでも体に優しいレシピや知識を発信。
“きゅうりは栄養がない”わけではなかった
きゅうりというと、栄養がないイメージがある方も多いのでは? しかしきゅうりは、シトルリンというスーパーアミノ酸を含んでいます。このシトルリンはスイカの皮に多く含まれていて、血管を拡張して血流を改善したり、疲労回復したりするなど、さまざまな効果があります。
合わせる食べ方がおすすめ!
きゅうりのシトルリンはアルギニンを含む食材と掛け算をすることで、きゅうりのからだがよろこぶ効果がより高まります。
今回は、アルギニンを含む食材としてごまを使います。きゅうりに合わせることで、血管を拡張したり、疲労回復に役立つ食べ方ができますので、お試しください。
「ごまポン漬け」の作り方
袋で漬けこむ、簡単漬け物です。作り置きしておくと、とっても便利です。今回は「ごまポン漬け」のアレンジ方法もあわせてご紹介します。
材料
- きゅうり……2本
- ポン酢……大さじ2
- ごま油……大さじ1
- ごま(すりごまでも代用可)……大さじ2
作り方
1.きゅうりを縦半分に切り、斜めに包丁で切ります。今回は縦半分に切って斜め切りをしていますが、お好みの切り方でOKです。
2.ごまをすります。少しごまの香りが立ってくるまですると、味がおいしくしあがります。
ごまはそのまま食べると食感がいいのですが、栄養の吸収ができません。外側のからを傷つけてあげることで、中の栄養が吸収できるようになります。
3.1のきゅうり、ごま、ポン酢、ごま油をファスナー付き保存袋に入れます。空気を抜きながら、封をします。
4.軽くもんでから、空気を抜いて、密閉します。30分ほど漬けていきます。
5.器に盛りつけて、できあがりです。
納豆とも相性が抜群!
ごまポン漬けと納豆を和えると、簡単にアレンジできます。納豆にもアルギニンが含まれていて、ヘルシーな一品になります。
作り方
1.ボウルにごまポン漬けと納豆を入れ、混ぜ合わせます。
2.器に盛りつけて、できあがりです。
今回は、きゅうりの簡単漬け物をご紹介しました。箸が止まらないおいしさです。納豆とのアレンジ方法とあわせて、ぜひ試してみてください。
▼詳しい作り方は動画でも確認できます。
※こちらの記事は元動画の提供者さまより許可を得て作成しております。