味噌効果で、幸せホルモンをアップ!
ようやく秋らしい日が増えてきました。
でも、日が短くなってくると「なんだかやる気が出ない」「落ち込みやすい」という人、いませんか。
その理由のひとつが、セロトニンが減ってしまうこと。
幸せホルモンとも呼ばれるセロトニンは、精神の安定にも必要なホルモンですが
日光を量に左右されるセロトニンは、秋には自然と体内から減ってしまいがちなのだそうです。
ではセロトニンを増やすには?
実はセロトニンのほとんどは腸内で作られることがわかってきているそう。
なんと、腸活が実は心の健康にも役立つんです!
腸によいものはいろいろありますが、秋に特に注目したいのが味噌です。
味噌には、セロトニンの分泌を促す「トリプトファン」も含まれています。
いつものシチューが、味噌でパワーアップ!
味噌だからといって、味噌汁ばかりじゃもったいない!
いつものホワイトシチューにも味噌を少し加えてみて。
チキンときのこの味噌クリーム煮(調理時間 20分)
材料(4人分)
・鶏もも肉……250g
・塩……適量
・こしょう……適量
・玉ねぎ……半分
・しめじ……1パック
・まいたけ……1パック
(お好みのきのこ2〜3種類)
・酒(白ワイン)……大さじ2
・牛乳……200ml
・バター……大さじ1
・油……大さじ1
【調味料】
・味噌……大さじ1
・シチューのルウ……適量
(シチューのルウがないときは、以下で代用してください)
・コンソメ または 鶏ガラスープの素……大さじ1
・バター……大さじ1
・小麦粉……大さじ1
・塩、こしょう……適量
作り方
1 鶏肉は食べやすい大きさに切る。玉ねぎは薄切り、きのこ石突きをとってほぐ
2 鶏肉に塩、こしょうをふり、小麦粉をまぶす。
3 フライパンに油とバターを熱し、肉を入れて焼く。
4 玉ねぎを加えて炒める。
5 酒(白ワイン)ときのこを加え、水500mlを加えて5分ほど煮る。
6 牛乳とシチューのルウ、味噌を加え、温める程度に煮る。
7 器に盛り、お好みでパセリを散らす。
シチューのルウがなくても大丈夫
シチューのルウがなくても、実は味噌でおいしさは十分。
ルゥなしで作る場合には、以下の2つの工程を追加してください。
1. 工程3の玉ねぎを炒めるときにバターと小麦粉(各大さじ1ほど)を加える。
※コクととろみを補います。
2.工程5の煮ていく段階で顆粒のコンソメや鶏ガラスープの素を加える。
※旨みを補います。
もう粉なしには戻れない。粉づけ肉はしっとりおいしい
とろみをつけるだけでなく、鶏肉の旨みを閉じ込める効果もある粉づけ。
ルゥを使う場合には省略しても大丈夫ですが、
いちど機会があったら、小麦粉をまぶしてから焼いてみてください。
おいしさが格段に変わります。
手軽にサラサラの小麦粉がふりかけられるクッキングフラワーなどを使うと便利です。
味噌さえあれば大丈夫
とりあえず体調不良のときには、まず味噌を。
腸活によいほか、良質なたんぱく質もいっぱいです。
味噌のこっくり味がおいしい季節、いろいろな料理に使ってみてくださいね。