浪費家の人が貯め癖をつけるためにしたこと
自分でも浪費癖があると自覚している人は、「貯められなくても仕方がない」と早々にあきらめてしまいがちです。
しかし、なかには、もともとは浪費家だった人が、心機一転、貯蓄上手になったということもありますよ。
今回は、「浪費家の人が貯め癖をつけるためにしたこと」を紹介しますので、浪費家を卒業したい人は、よかったら参考にしてみてくださいね。
(1)衝動買いをやめた
浪費家の人が、なんといってもまず一番にしてしまいがちなことが「衝動買い」です。
立ち寄ったお店でふと目にしたものを、ついその場の気分で買ってしまう癖があると、どうしても支出は多くなります。
このような人は、支払いのイメージができていないまま、なんとなく買ってしまうので、あとから支払いに困ってしまうことにもつながります。
一方、浪費家から貯蓄上手へと変貌を遂げた人は、欲しいものをなんでも我慢して買わないようにするのではなく、どうやって計画的に買うかを考えます。
衝動買いではなく、計画的な買い物でしたら、支払いで苦労することもないので、「買い物のし過ぎで貯蓄ができない」ということにはならないのです。
(2)本当に気に入った物だけ買うことにした
浪費家の人は、欲しい、買いたいという物欲のままに、あれもこれもと幅広く買ってしまいがちです。
気づけば、クローゼットの中も、リビングの収納棚も物でいっぱい……。どれを処分したらよいか分からないほどの物が、所狭しと並んではいないでしょうか。
なかには、部屋のひとつを「物置き」にしなければおさまらないほど、物が散乱してしまう人もいるほどです。
一方、浪費家から貯蓄上手へと変貌を遂げた人は、たくさんの物を買うのではなく、本当に気に入った物だけを買うようにしている人が多いものです。
当然、家にある物は少なくなりますが、その分1つ1つの満足度が高く、今持っているものを大切にする傾向がありますよ。
(3)広告を見ないようにした
テレビやSNSの広告を見ると、さまざまな物が欲しくなってしまいますよね。いいな、素敵だなと思う物を購入するのは楽しみにもつながります。
しかし、欲しいものを何でも買っていては、散財につながってしまいますよね。
浪費癖のある人は、このような広告を自然と目にする機会が多くなると、自然と買い物が増えてしまう傾向がありますので、気をつけましょう。
一方、浪費家から貯蓄上手へと変貌を遂げた人は、このような広告は意識してみないようにする傾向があります。もし目に入ったとしても、広告を鵜呑みにせず、じっくりよく検討した上で購入するので、買いすぎにはつながらないのです。
浪費癖を見直そう
浪費家から貯蓄上手になるための第一歩は、まず、浪費癖のある人がしがちな行動をひとつひとつ見直すことです。
なかには浪費家であっても、自分が浪費家であることに気がついていない人もいますので、浪費家の人がしがちな行動をしていないか、確認することも大切ですよ。