鮭×ほうれん草は最強の組み合わせ
秋冬に美味しい鮭は、栄養の秀才!
- ビタミン類(B類、C、D、E)
- アスタキサンチン
- DHA、EPA
これらがバランスよく含まれています。
抗酸化作用もあり、美容効果も期待できるのが嬉しいところ。
ほうれん草も、栄養豊富という点では負けません。
鉄分が豊富なことに加え、カリウム、ビタミンAとCと体によさそうな見た目そのままに、濃い栄養分がぎっしりと詰まっています。
牛乳とチーズでお店のような味わいに
そんな栄養満点な鮭とほうれん草を組み合わせ、牛乳とチーズでまろやかに包み込むのが、この味噌チーズ煮。
美味しさのポイントは味噌。
ほんの少しの味噌を加えることで、基本調味料だけなのにお店で食べるグラタンのような味に仕上がります。
鮭とほうれん草の味噌チーズ煮(調理時間 15分)
材料(4人分)
・生鮭……3切れ
・ほうれん草……1束
・小麦粉……大さじ2
・玉ねぎ……4分の1個(60g)
・にんにくすりおろし(好みで)少々
【調味料】
・味噌……大さじ1
・牛乳……200ml
・ピザ用チーズ……カップ半分くらい
・油……大さじ1
作り方
1 ほうれん草は下ゆでする。
または、3〜4cm長さに切り、水に10分つける。
2 鮭は3〜4等分に切る。表面に塩こしょうをふり、半分の小麦粉(大さじ1)をまぶす。
油を熱したフライパンで両面を焼く。後から煮るので、表面だけ火が通ればOK。
3 うす切りにした玉ねぎとにんにく(好みで)を加えて炒め、残りの小麦粉(大さじ1)をふって混ぜる。
4 みそを混ぜた牛乳を加え、中火でふつふつと煮立たせながら1〜2分煮る。
4 ほうれん草を入れ、全体を混ぜながらとろみがつくまで弱火で2〜3分煮る。最後にチーズをのせてフタをし、火を止める。
5 余熱でチーズを溶かしてから器に盛ります。
ほうれん草は下ゆで必要?
下ゆでが面倒で、ほうれん草はちょっと……と敬遠している方も多いのでは?
ほうれん草にはシュウ酸(アク)が含まれているので、アク抜きのための下ゆでは必須。
……とされてきましたが、この頃のほうれん草はアクの少ない品種も増えてきました。
生のほうれん草を切って、水に5〜10分つけておくだけでもアクはかなり落とすことができます。
ほうれん草を生のままで使う場合には、玉ねぎと一緒に入れて炒めるとよいでしょう。
味噌は、魔法の調味料!
秋冬には特に摂りたい味噌。
体を温める効果があるほか、発酵食品なので腸にもよい作用があります。
チーズとは味の相性がよいだけでなく、発酵パワーも倍に!ほんのり和風味で、ごはんとも相性よし。
市販のルゥを使ったホワイトシチューにもぜひ味噌を隠し味に入れてみて。
驚くほどコクが増して、複雑な味わいになります。