しょうがで冷え性改善・免疫力アップ
さまざまな薬味に使われるしょうがの特徴は、血流促進と抗菌作用。冷え性を改善し、免疫力をアップすることで知られています。
まさに食べる温活に最適な食材ですね。さらにその有効成分は、加熱したり切ることで増加しやすい特徴があります。
ショウガオール
しょうがを加熱させることで生まれる成分「ショウガオール」は、胃腸を刺激して血流を活発にし、体を温め、免疫力を上げてくれます。温かい料理やお茶などと一緒にぜひ取りたい成分ですね。
今回はとても簡単に作れて、いつでも手軽に食べやすいしょうがの佃煮を作り、食べる温活をしていきましょう。
しょうがの佃煮 (調理時間:10分)
材料
・しょうが……200g
・炒り白ごま……大さじ1
・かつおぶし……ひとつまみ
(調味料)
・しょうゆ……大さじ2
・みりん……大さじ2
・酒……大さじ3
・砂糖……大さじ1
【作り方】
1. しょうがを皮ごと千切りにします。
2. 鍋に調味料を入れて火にかけしょうがを入れ、中弱火で5分ほど煮ます。
3. かつお節とごまを入れ、煮汁がほぼなくなるまで煮ます。
できあがりは1週間から10日程度、冷蔵庫で保存できます。
普通にご飯にかけたり、おにぎりでもおいしいのですが、今回はおかず度アップ、身体が芯から温まる食べ方をご紹介します。
おすすめの食べ方
1. チャーハン
しょうがの佃煮のピリッとした辛味とシャキシャキの食感が、チャーハンのいいアクセントに。食欲が止まりません。
スープが無くても、食べたそばから体がポカポカと温まってきます。福神漬けの代わりに、カレーに添えるのもおすすめです。
2. うどん
しょうがの佃煮エキスがうどんに染み出して、うま辛いスープに。具の代わりにもなり、汗をかくくらい芯まで体が温まります。
3. お茶漬け
ちょっと遅い夜の締めには、しょうがの佃煮でお茶漬けがピッタリ。手足もあったか、抗菌作用でのどもすっきりしますよ。
まとめ
食べる温活、しょうがの佃煮の作り方と、体を芯から温める食べ方、以下の栄養ポイントをご紹介いたしました。
⚫︎しょうがは体を温め、免疫力を上げる
⚫︎成分ショウガオールは加熱で生まれる
⚫︎抗菌作用がのどのケアにもなる
まだまだ寒い季節の頼もしいお供。しょうがの佃煮、ぜひお試しください。
<参考>
「新・野菜の便利帳 健康編」 名取貴光監修