古くなった上履きは捨てないで
大地震が起こったときには部屋の内部もガラスなどの破片で安全に歩くことが困難になる状況が予想されます。いざという時に足を保護するものを備えておくことも大切かもしれません。
そんなとき、役立つのが古くなった上履き!
子どもが学校で使う上履きはサイズオーバーや汚れなどで、買い替える頻度が少なくありません。SNSでは古くなった上履きを防災グッズとして活用する方法が話題になっていたので、実際に試して感じたメリットをご紹介します。
メリットその1: 子どもが履きやすい
かかとのないスリッパは、はき慣れていない子どもにとっては動きづらいものです。急いで移動する時に脱げてしまう可能性もゼロではありません。
古くなった上履きは、足にも馴染んでいるので子どもがスムーズに履くことができます。
メリットその2: 滑りにくい
上履きは滑り止め機能も優れています。足を保護するだけでなく、子どもが安全に移動するためにも最適です。
メリットその3: 裸足で履くとサイズに余裕がある
学校では靴下を履いた状態で上履きを使っています。サイズが合わなくなった上履きも、靴下を脱いで裸足で履いてみると、意外に履けることがあるかもしれません。
サイズが合わなくなった上履きは、裸足で履いてサイズをチェックしてみましょう。
兄弟のいるご家庭では、上の子の上履きを下の子用に使うこともできます。
古くなった上履きは、防災グッズに!
1. しっかり洗浄
古くなった上履きをしっかりと洗浄します。
漂白剤などを使うと、さらに綺麗になります。
2. 保管場所を考える
防災グッズは、いざという時にすぐに使える場所に置いておくのが大切です。家の中のどこに保管しておくのかを家族でよく話し合いましょう。
わが家は、寝室のコートラックにぶら下げておくことにしました。
子どもの古くなった上履きが、防災グッズとして蘇るとは目から鱗の活用法でした。
学校の上履きを買い替える時に、防災用の上履きのサイズも同時にチェックすれば、いざというときにサイズが合わなくなってしまう心配もありません。
日常の中で自然に高められる防災意識。うわばきの活用法をぜひ、試してみて下さいね!