支出を減らしたい人が実は見直すべき支出とは
あっというまに年度末が近づいてきました。新年に「今年こそは貯めたい」と意気込んだ人は、年度末こそ家計を見直すチャンスです。
今回は、「支出を減らしたい人が年度末に見直したい費用」を紹介しますので、新年度に向けて、支出を見直したい人は、確認してみてくださいね。
(1)生命保険
お子さんが小さいうちに契約した生命保険を、1度も見直すことなくそのままにしている人も多いのではないでしょうか。
万が一のために備える生命保険ですが、その必要保障額は家族構成や年齢などにより異なるものです。
そのため、お子さんの進級にあわせた時期に必要保障額を見直すことは、とても大切なことです。
生命保険の支払いが過剰になっていないか、満期を迎え支払いがなくなる保険はないか、保障額は足りているかなど、今一度見直してみましょう。支払いを減らすことができれば、意外と大きな額になることも多いので、見逃すことなく確認しておきましょう。
(2)新年度のイベント
新年度に合わせて、次の年度末までに予定される大きなイベントを見直すというのも、支出を抑えるためには有効な方法ですよ。
例えば、今年度は「七五三がありそうだ」「ランドセルを購入しなければ」「受験のための塾選びが必要だ」など、予定される大きな支出がないか確認しておきましょう。
お子さんがいらっしゃらないご家庭でも「車検がある」「アパートの更新料の支払いがある」「法事をとり行わなければならない」「親戚のお子さんが成人するためお祝いが必要だ」など、見直してみると意外と見つかるものですよ。
このような大きな支出が予定される年度は、旅行などの支出はやや控えめにするなど計画しておくと、支払いが過剰になりにくくなります。
(3)駐車場や駐輪場などの契約の見直し
年度が替わることでライフスタイルが変更されると、駐車場や駐輪場など、今まで必要だった契約ごとが不要になることもよくあることです。
このような支出を年度の切り替えに合わせて解約するには、あらかじめ解約する日などを決めておくとスムーズです。
年度末に向けて、確実なスケジュールはあらかじめ決めておき、予定はそれ以外の日に入れるなどしておくと、「解約が遅くなり1ヵ月余計に支払いをすることになってしまった」などの無駄な支出を減らすことができますよ。
年度末は支出を見直そう
新年と、年度末は1年間の支出が決まる大切な時期です。
この時期を逃さず、家計の準備をしっかりしておくと、次の年末や年度末には、「予定通りの貯蓄ができた」と安どする可能性が高まりますので、ぜひ見直してみてくださいね。