要らないものを片付けたら生き方が見えてきた話。<市井紗耶香コラム #イマココ Vol.7>

カルチャー

2024.01.31

saita世代の40代女性ど真ん中のタレント市井紗耶香さんが、子育て趣味、家族など日々について綴るコラム「#イマココ。」がスタート!日々の中で感じる人生における“発見”や“学び”をお届けしていきます。

広告

きっかけはお掃除グッズ!

掃除グッズ出典:stock.adobe.com

2024年がはじまり一回目の市井紗耶香の#ココカラ。

ひとつ歳を重ねて40歳を迎えて今年の目標は、
『焦らず、じっくりと』 

この言葉でおさまりました。

気質上せっかちな部分もあって、後先考えず突進する様はまさに亥そのものでした。まあ、そのスピード感も大事だったりするのですが、この後先考えず勢いに身をまかせるのも去年まで。

今年からは物事をじっくり見極め、考える力を付けていくフェーズに入ってきたぞ…と2024年に入り実感しています。

気持ちの面に変化が訪れたのは、去年の12月の中頃、番組で出演した際にご紹介したお掃除グッズを購入したことがきっかけ。

例年のごとく、大掃除でもしなくちゃと思いつつも、大晦日が誕生日の私は年末くらいはゆっくりしてもいいよねーと思っていました。
(新年向けて家中をピカピカにしなければ……! という概念が私の中では全くなく、これまで普通に過ごしていました)

でも! 昨年末は違いました。

素晴らしいタイミングで素晴らしいお掃除グッズに出会えてしまったんです。
しかも、新1年生を迎える末っ子のランドセルが我が家に到着!

置き場所を考えなければと家具の整理や、必要なものとそうでないものを分ける作業をしているうちに…スイッチが入りました。

主婦歴何十年で気づいた「アレ」の偉大さ!

お掃除出典:stock.adobe.com

一体どこから片付けたらいいものか……そのスタートがなかなか切れないこの感覚…皆さん、わかってもらえますか?(涙)

・着られなくなった子ども服
・大量の教科書
・いつか着るだろう、あのころの洋服
・油まみれのレンジフード
・なんでこんなところに? という壁の油汚れ
・どうせ汚れるから…とほっておいた玄関
・見ては逃げていたあの隅のカビ…

考えれば恐ろしいくらい、おざなりにしていました。

「もうどこから片付けたらいいの!?」からスタートした私の大掃除ですが、意を決して1日1箇所から始めてみよう!

そして、掃除を楽しめることができれば続くのではないか?と思うようになったのです。

いざ掃除を始めてみると、出るは出るわ、ゴミの山。ちりも埃も、目を疑うような光景が広がりました。

このゴミはすべてお金で買ったものばかりなんだよな…と自己反省も入り、無くしたと思っていたものが出てきたり、いろんなことがありました。

途中、子ども達のアルバムも出てきたので掃除の手を止めて、懐かしの時間に思いをはせる…大きくなったなぁとしみじみ。
いかんいかん!掃除に戻らなければ!

掃除をする時間が生まれたことで感じたことは 「ゴム手袋」って本当に神!ほどよい滑り止め、埃もかきとれるし、手荒れもしない、寒くない! もう、自分! 何十年主婦やってるんだと、掃除をしながら自分でクスクス……あれ、掃除って楽しいのかも……!

この勢いでどんどんやってしまえ!

と、年末差し迫る中、合間を縫っては自分なりに家の中を整えることができたのは何とも言えない達成感でした。

「たまり場」感のある我が家が好き

子どもたち出典:stock.adobe.com

じつは私……これまで我が家が好きになれませんでした。というか、飽きてきていたのかもしれません。そして、「まあいっか」と荷物を増やし、気持ちもふわふわと、なあなあにしていました。

どこかで「仕方ない」と半ば諦めて過ごしてきていた自分もいました。でも、年末の大掃除でいろんなことが見えてきました。

長年のカビを取り、床を雑巾がけし、四隅も磨く。空気を入れ換えて風を通して感じたことは、「もっと今あることを大事にしていきたい」でした。

今の家は手狭だけれど、子どものお友達も集まりに来るいわば「たまり場」。

わちゃわちゃ賑やかな声を聞きながら晩ごはんの支度をして、日が暮れる前には真っ赤な夕日を見ることが出来る我が家。

これは、私の特別な時間です。
今は自分の家が大好きです。

掃除をして見えてきた生き方は、「焦らず、じっくり」この気持ちをあたためていこうと思えた年末でした。

広告

著者

市井紗耶香

市井紗耶香

1983年12月31日。千葉県出身。1998年にモーニング娘。2期メンバーとしてデビュー。 現在は4人の子どもの子育てをしながら、特定非営利活動法人日本ヴィーガン協会の理事を務める。

気になるタグをチェック!

saitaとは
広告