皆さん、こんにちは!
連日暑い日が続きますね。
以前の連載「#本音で話そう」では、たくさんのお悩み相談ありがとうございました。
今月からは私、市井紗耶香の「イマココ。」がスタート。
私がいま皆さんとお話したいことを月に一度、コラムとしてお届けします。
どうぞよろしくお願いします。
さて、今年は私、市井紗耶香にとって特別な1年です。
5月にデビュー25周年を迎えることができました。
これまでさまざまな事を経験し、まだまだ人生の旅路を歩んでいる私ですが、(沢山、ご心配かけちゃっていますよね……)40歳を目前にして、これまでの自分の歩みに反省しつつ、次に活かすために周りの方々へ感謝の気持ちを持って前進しています。
直近の記憶として鮮明に残っているのは、5月にゲスト出演させていただいた2期メンバーとのイベントです。
同期の保田圭ちゃん、矢口真里ちゃんと同じステージに立つことができたことは、何よりも嬉しくて、楽しくて、なんとも言葉に表現できないくらい感慨深いものがありました。
「明日からあなたたちは芸能人です」の言葉の重み
私は14歳で芸能界に入り、お仕事をスタートさせましたが、それまで地元の千葉県から離れたことがありませんでしたが、事務所までの行き来などすべて一人でやってきました。
携帯が普及されて間もなくの時期だったので「何かわからないことがあれば駅員さんに聞きなさい!」と親に言われたのを今でもはっきりと覚えています。
オーディションに合格した翌日からマネージャーさんに「明日からあなたたちは芸能人です」と言われた言葉。
当時の私は、何が何だかよくわからなかったけれど、思い返せばそこから私の芸能人生がスタートしたのだと実感しています。
合格発表から数日後には2期メンバーのデビューシングル「サマーナイトタウン」のジャケット撮影がはじまり、レコーディング、ダンスレッスン、雑誌の取材、ラジオ、テレビ収録と目まぐるしい一日を送り、1年目は多忙すぎて記憶がない部分もあります。
周りの人への感謝の気持ちを忘れない
あの時、モー娘。のメンバーになりたいとオーディションに応募したことで、私の人生は大きく変わりました。そして、2人と一緒に築けた時間、オリジナルメンバーが手売りで5万枚成し遂げた努力、すべてがあって今の私がいるんです。
この連載の場をお借りして、これまで支えてくださった方、応援してくださったすべての皆さまに感謝いたします。
ここで感謝の気持ちを述べるだけではなく、これからは可能な限り、自分の言葉で「ありがとう」の気持ちを直接伝えていきたいと思っています。
そしてこのコラムを読んでいて、もし新しいことを始めることに躊躇している人がいたら、自分の行動で未来は大きく変わることをお伝えしたいです。
勇気がいることかもしれませんが、一歩踏み出してみてください。
踏み出すことで新たな人との出会いが必ず生まれます。
今はまだ出会っていない人が、この先の自分の人生に大きな影響を与えてくれると思うとワクワクしませんか?
私の「イマココ。」
「ママって、やっぱりお仕事好きなんだね。テレビの仕事の話をしてるととっても嬉しそうだもん」
つい先日、子どもから言われた言葉です。
「うん、そうだよ」
と、即答しましたが、改めてやっぱり私は今いるここが好きです。
わたしの居場所は、まさに「イマココ。」
これからも丁寧に人生を紡いでいきたい、一人よがりにならず、前向きに生きていこうと思います。
まだまだ発展途上の半人前の私ですが、これからよろしくお願いします。