便利な「オキシクリーン」実はNGな“使ってはいけない素材”とは

家のこと

2024.02.11

お掃除スペシャリスト(クリンネスト1級)の三木ちなです。漂白・消臭・除菌が同時に叶う、万能洗剤と知られるオキシクリーンですが、すべての素材に使えるわけはありません。ここでは、「オキシクリーンの使ってはいけない素材」をご紹介します。

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アルミ素材

アルミ鍋出典:stock.adobe.com

オキシクリーンが使えない場所の代表とも言えるのが、「アルミ素材」。お手入れに使うと、変色したりサビたりする恐れがあります。

また、ステンレスなど他の金属素材も要注意。オキシクリーンの影響を受けないものもある一方で、アルカリ性に弱い素材の場合はコーティングが剥がれる恐れもあります。
家の中には金属製のものが多くありますので、オキシクリーンで掃除する前に素材を確認しましょう。判断に迷うときは、目立たない部分でパッチテストしておくと安心です。

ウール・ウール混紡

ウール出典:stock.adobe.com

冬物の衣類を洗うときは、ウール素材ではないことをチェックしましょう。
ウール素材のものをオキシクリーンで洗濯すると、縮んだり色落ちする場合があります。

シルク・シルク混紡

シルク出典:stock.adobe.com

シルク製のパジャマや寝具の洗濯に、オキシクリーンは使えません。
ウール同様に、素材が傷んだり縮んだりする恐れがあります。繊細なシルクはただしい方法で洗い上げましょう。

ジュート/チーク材・仕上げ木材

木材出典:stock.adobe.com

木製のフローリングや家具の素材によっては、オキシクリーンの成分が変色を引き起こす場合があります。
ジュート・チーク材や仕上げ木材に使うと、質が変わったりシミのように跡が残ったりする場合もありますので、控えましょう。

石のついたアクセサリー

アクセサリー出典:stock.adobe.com

オキシクリーンは、宝石類のお手入れも使用NGです。
石がついたアクセサリーは要注意。水・洗剤が使えないアクセサリーも多くありますので、ただしい方法で汚れを落としましょう。

革出典:stock.adobe.com

レザーの小物など、革でつくられているものもオキシクリーンは使えません。
靴やかばんは一部皮を使用しているものもありますので、間違ってオキシ漬けしないよう注意してください。

オキシNG素材を知っておこう

オキシクリーン

オキシクリーンは万能な洗剤ですが、使えないものに使用すると素材がボロボロになる恐れがあります。
使えないものを確認して、「こんなはずじゃなかった……」という失敗を防ぎましょう。

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著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

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