NGその1.ほこりや髪の毛掃除にウェットシートを使う
フローリングシートには、ドライタイプとウェットタイプの2種類があります。じつはこれ、汚れに合わせて使い分けるのが適切です。
髪の毛やほこりなどの乾いた汚れは、水気を含むとベタベタして落としづらくなります。
そのため、床にいきなりウェットシートを使うのはNG。ドライシートで髪の毛とほこりを吸着させた後に、ウェットシートで水拭きするのが正解です。
NGその2.シートを裏返して両面使う
シートが汚れても裏面はきれいなままだと、もったいない気持ちが勝り、シートを裏返して両面使いたくなりますよね。その気持ち、とてもわかります……。
しかし、これも決しておすすめできない方法です。汚れたシートについたほこりや髪の毛が床に落ちたり、ワイパー本体が汚れたりと、決して効率のいい掃除とは言えません。
シートは使い捨てが基本なので、一度使い終わったら新しいものに取り換えましょう。
NGその3.押し引きしながら拭く
掃除機は引くときに汚れを吸い込む力が強くなりますが、フローリングシートではNGです。
押し引きしながら進めると、引いたときに汚れがばらけて、せっかく集めたほこりや髪の毛が飛び散ってしまいます。
フローリングシートはごみを吸い取る力がないので、一方向へすべらせるのが正解です。
コツをつかんで家事ラクにつなげよう
フローリングシートは、ただしく使えば床のお手入れがラクになる掃除グッズです。
汚れを効率よく集めて、床掃除にかかる時間や手間を省きましょう。