50歳からも人生を楽しめる人の「考え方」の特徴
閉経前後の10年間は「更年期」とも呼ばれ、体調面の変化を感じる時期でもありますよね。
女性にとってさまざまな変化があるこの時期を「もう50歳だから……」と思いながら過ごすのと「これから先も楽しみがいっぱい」と思いながら過ごすのでは、ここから先の大きく変わってきそうです。
50歳からの人生が楽しめる人の「考え方」の特徴をみていきましょう。
1.家族の人生ではなく、自分の人生を生きている。
子どもが成長し、親離れをしていくということは、親も子離れをしていくということ。「子どもが〇〇になったら幸せ」「家族が〇〇をしてくれたら幸せ」など、知らず知らずのうちに自分の幸せが家族次第になっていると、自分の人生を生きることができません。
50歳からも人生を楽しめる人は、自分で自分を幸せにしていける人と言えるでしょう。
2.「できなかった」ことよりも、「これからできること」に目を向けている。
人生が永遠ではないことを意識し始めるこの年代だからこそ、まわりと自分を比べて、これまでの人生で「できなかったこと」や「持てなかったもの」に目がいくこともあるかもしれません。
ですが逆に、限りある人生に後悔を残さないように、「もう先のばしにしないで、今からできることをやってみよう」と思えるのも、50代以降の強みと言えるかもしれません。
3.自分軸の「幸せ」を持っている。
誰かにとっての幸せや喜びが、自分にとっても幸せや喜びを感じさせてくれるものとは限らない。
そんなことに気づけるのも、きっとこれまでの経験があったからこそ。まわりから見て幸せそうに見えるものではなく、自分の心を満たしてくれるものを大切にできるようになると、人生はよりいっそう味わい深いものになります。
4.人との付き合い方も、自分軸。
我慢や無理をしてまわりに合わせるのではなく、「相手は相手」「私は私」と境界線をひきましょう。私らしく、心地よい距離感で人と関わることは、実は自分勝手ではなく、自分も相手も大切にすること。人と関わることにおいても、自分軸を大切にできるといいですね。
5.まわりの人に対して、感謝・承認・応援・貢献ができる。
職場やコミュニティで年上の立場になることが増えるからこそ、自分が思う正しさだけにこだわらず、まわりの人の意見や思いも認めていけることが大切です。
また、自分の損得だけでなく、まわりの人への感謝や、応援・貢献の気持ちを持って人と関われる人は、いろんな年代の人たちと楽しい関係を築いていけそうですね。
いかがでしょう。
どんな人だって、きっと語り尽くせないほどいろんなことがある50年。ここまで生きてきたというだけで、本当にすごいことです。そんな自分をおおいに誇り、ねぎらいながら、これからをますます楽しむために、ぜひ上記も参考にしてみていただけたらうれしいです。