新たまねぎは水にさらすべき?
玉ねぎを生で食べるときは、カットして水にさらすことが多いですよね。水につけることで、独特の辛味がやわらぎ食べやすくなります。
玉ねぎに含まれている「アリシン」が水に溶けて、辛味が抜けるのですが……。同時に栄養素が逃げてしまうデメリットもあるんです。
新たまねぎは通常の玉ねぎよりも甘味が強く、水分もたっぷり。購入してすぐ、みずみずしいうちに食べれば辛味はかなり少ないため、「水にさらさずに食べる」が正解です。
どうしても辛味が気になるときは……?
栄養を逃さずいただくためにも、水にさらさずに食べるのがベスト。しかし、それでも辛味が気になる場合は、以下の方法で辛味をやわらげましょう。
・カットして15分放置する
調理しやすい大きさにカットした新たまねぎを、皿やバットに置いてそのまま放置します。
このとき、できるだけ重ならないように並べるのがポイント! 新たまねぎが空気に触れる面をしっかりとることで、空気中に辛味成分が放出されます。アリシンの揮発性を利用した、手軽な辛味を抜く方法です。
・塩で揉む
塩で揉み、水分とアリシンを抜くことで辛味がおさえられます。新たまねぎ1個に対して、塩の量は小さじ1程度でOK。
塩味が多少残りますが、気になる方は水洗いしてください。氷水につけると、塩が落ちて食感もシャキッとします。
電子レンジで加熱する
食感がしんなりしますが、電子レンジで加熱すると辛味が抜けて甘味が増します。
加熱時間の目安は500wで1分程度。加熱時間が長すぎると、完全に火が通ってしまいますので注意してください。
水にさらさずに栄養をまるごといただこう
新玉ねぎは辛味が少なく、そのままでも十分おいしく食べられます。水にさらすと栄養が逃げるので、辛味が気になるときは水にさらす以外の方法を試してみましょう。