教えてくれたのは……管理栄養士・関口絢子さん
料理研究家・管理栄養士・インナービューティスペシャリスト。「健康な体と豊かな心を育む食卓」をテーマに、季節の体の変化や旬の食べ物にフォーカスした食の知恵をお届けします。YouTubeでも体に優しいレシピや知識を発信。
シンプルな作り方でたくあんが楽しめる
今回は箸休めに最適な、塩分控えめでやさしい天然の甘さでしあげた「甘口たくあん」をご紹介します。材料もたった4つ。本当にシンプルな作り方なので、ぜひ試してみてください。
「甘口たくあん漬け」の作り方
材料
- 大根……500g
- 塩……10g(大根の重さに対して2%の塩の量)
- 甘酒(濃縮タイプ)……100g
- 昆布……1本
今回は濃縮タイプの甘酒を使用していますが、飲めるタイプの甘酒を使用する場合は倍の量をお使いください。
作り方
1.食品保存用袋に塩を入れます。食品保存用袋に大根がおさまりがいいように、皮をつけたまま4等分に切ります。フォークのようなモノで、大根の表面を軽く傷つけます。
※表面に傷をつける作業は、やらなくてもOKです。大根の水分を早く出したいときは、表面に傷をつけてください。
2.大根を塩にからめながら、袋の中に並べていきます。
3.食品保存用袋の中の空気をしっかりと抜いて、封を閉めます。冷蔵庫で最短ひと晩、できれば2~3晩ぐらい保存をして、しっかりと大根の水出しをします。
※漬ける日数によって大根の状態が変わってくるので、好みのしあげ加減で塩漬けしてみてください。
4.余分な水分を破棄してください。袋の中に甘酒を入れ、軽くもみます。昆布をハサミで刻んで、一緒に漬け込んでいきます。
5.全体をよくなじませて、漬けていきます。しっかりと空気を抜いて、甘酒が大根に密着するように押さえながら袋を密閉してください。
漬け時間はひと晩でもOKですが、3日くらい漬けてあげるとしっかりとうまみが中まで浸透して、おいしくなってきます。好みの加減・味の変化を楽しんで召し上がっていただいてもいいかと思います。
6.袋から大根を取り出し、甘酒や昆布を残したまま、包丁で切ります。
7.皿に盛りつけて、できあがりです。
大根の皮をむかずに作るのがコツです。ぜひ皮のはじけるような食感も一緒に楽しんでみてください。
※こちらの記事は元動画の提供者さまより許可を得て作成しております。