いまの時期の「にんじん」のおいしさは格別!食物繊維とβカロテンたっぷり【体がよろこぶ作りおきレシピ】

料理・グルメ

2024.05.02

春にぐんとおいしくなる新にんじん。甘みの際立つ新にんじんをひじきと組み合わせ、食べごたえたっぷりの副菜に。春の不調をととのえるのに役立つ食物繊維やβカロテンがしっかり摂れるサプリメントみたいな作りおきです。

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甘い新にんじんで作りおき

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一年中買えるにんじんですが、いまの時期のにんじんのおいしさは格別!柔らかくて甘く、栄養もたっぷりなので春のからだをととのえるにはぴったり。

生で食べるキャロットラペも美味しいですが、にんじんの重要な栄養のひとつがβカロテン。皮の部分にもたっぷりと含まれるので、皮ごと千切りにしていただきましょう。

たっぷりの食物繊維のほか、鉄、亜鉛、カリウムなどのミネラル分も含まれます。

ひじきと組み合わせ、最強の香り高い新にんじんに、磯の香りと栄養をプラス。

ひじきも加えて、食物繊維とβカロテンたっぷり副菜に

ビタミンEが摂れる白ごまもたっぷりと加えて、免疫力を高める効果もアップ。

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かみしめるごとに体がきれいになっていくような気がしますよ。

新にんじんとひじきのごま炒め(調理時間 15分)

材料(4人分) 

・にんじん……2本(約300g)
・芽ひじき水煮……100g※または乾燥芽ひじき……大さじ4

・塩酢……小さじ4分の1
・酢……大さじ半分
・醤油……大さじ1
・砂糖……小さじ1
・白すりごま……大さじ2

・油……大さじ2

作り方

1. にんじんは細切りにする。 
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斜め薄切りにしてから細切りにするとよい。


2. フライパンに油を熱してにんじんを入れ、塩をふってじっくり3〜4分炒める。
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3. しんなりしてきたら、酢を加え、酸味を飛ばすように全体を炒める。サンプルイメージ

4. ひじきを加えて炒める。
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5. 醤油と砂糖、すりごまを加え、全体を炒め合わせる。
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【おいしさの秘訣】にんじんは塩をふってじっくり炒める

にんじんのおいしさをさらに引き出すには、塩をふってから炒めること。

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じんわりと甘みが引き出されます。

新にんじんは甘みが強いのでそのまま炒めてもおいしいですが、くせの強いにんじんに当たってしまったときには、特におすすめ。塩で炒めると、にんじんの臭みが抑えられます。

にんじん×ひじきでダブルβカロテン効果

にんじんとひじきは食物繊維とβカロテンが豊富。しっかり噛みしめていただきましょう。

βカロテンは油分と一緒に摂取すると吸収がアップ。免疫力を上げる効果があるβカロテンの吸収をよくするためにも、たっぷりの油と合わせましょう。ひじきの磯くささも飛んで食べやすくなります。

にんじんと黒の彩りに食が進む!

甘いにんじんとごまの香ばしさでひと口、またひと口と食べ進んでしまう病みつきのおいしさ。
お弁当やおつまみにもぴったりです。

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サンドイッチにしてもおいしいので、朝ごはんにも。かみしめるごとに体にしみわたるようなおいしさ。作っておくと安心な、お守りみたいな作りおきです。

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著者

田内しょうこ

田内しょうこ

「働くママの時短おさんどん料理」「育休復帰のためのキッチンづくり」「忙しいワーキングマザーのための料理」「子育て料理」をテーマに、書籍や雑誌、ウェブサイトで発信。出張教室やセミナーのほか、食と子育て関連の情報発信を行う。著書に『時短料理のきほん』(草思社)、『働くおうちの親子ごはん』(英治出版)、『「今日も、ごはん作らなきゃ」のため息がふっとぶ本』(主婦の友)などがある。

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