「きのこ」は水で洗うべき?意外と知らない“ただしい食べ方”

料理・グルメ

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2024.04.29

年中価格が安定しているきのこは、家計の優等生とも言える食材です。しかし、下ごしらえには注意点も……。ここでは、意外と知らない「きのこのただしい食べ方」についてご紹介します。

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きのこは水洗いNG

きのこ出典:stock.adobe.com

きのこを調理するとき、洗っていますか? じつを言うと、きのこは「水洗いNG」。
水で洗うと、きのこの風味が落ちたり食感が悪くなったりと、おいしさが半減する場合があるのです。
ときどき、白い綿毛のようなものが付着していることがありますが、これはカビではありません。白いもふもふの正体は、気中菌糸と呼ばれるもの。きのこを栄養として成長とした菌糸で、鮮度に関係なく発生します。食べても害はありませんので、ご安心を!

きのこのただしい食べ方

しめじ

汚れが気になるときは、水で洗うのではなく、風味を損ねないよう次の手順で処理しましょう。
今回はしめじを使って、水洗いなしの下ごしらえを行います。

手順1.石づきを落として、1本ずつ手でさばきます

石づきを落としたしめじ

しめじの石づきは、山型になるよう斜めに包丁を入れます。
山型に切ると、一度に多くのしめじから石づきをとり除くことができるので、処理がラクです。

バラバラにしたしめじ

石づきを落とすと、手でかんたんにほぐれますよ。

手順2.水で濡らしたキッチンペーパーで汚れを拭きとります

濡らしたキッチンペーパーで拭く

水で洗わなくても、湿らせたキッチンペーパーで拭きとるだけで気になる汚れは落ちますよ。

きのこによっては水洗いが適切な場合も

栄養価が高く、独特の風味を楽しめるきのこ。今回は「洗わずに食べる」下処理方法をご紹介しましたが、なかには洗ったほうがいいきのこもあります。

サラダなど生食で食べるマッシュルーム、ぬめりのあるなめこや生きくらげは水洗いが必要です。
また、今回ご紹介した“水洗い不要”のきのこは、スーパーで販売していることが前提。山で採った天然のきのこは、適切な処理が必要ですので注意してください。

※きのこは加熱処理をすることを前提に生産されている野菜なので、食べる前は火を通して召し上がってください。

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著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

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