「ひき肉」は冷蔵庫でも傷みやすい!ロスせずおいしさを保つ“ただしい保存方法”

料理・グルメ

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2024.06.29

安くて使い勝手のいい「ひき肉」ですが、傷みやすいのがネック。特に夏は、気温の高さで劣化がすすみ、冷蔵庫に入れておいても腐る場合があります。ここでは、傷みやすいひき肉を「ロスせずにおいしく保存する方法」についてご紹介します。

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ひき肉の冷蔵保存はリスクが高い

大容量パックのひき肉

スーパーで売っているパックのひき肉には、消費期限が書いてあることがほとんど。「食肉科学技術研究所」によると、保存温度によって可食できる期間の目安は変わります。

冷蔵庫(4℃)で保存した場合
牛ひき肉…3日
豚ひき肉…3日
鶏ひき肉…2日

冷蔵庫のチルド室(0℃)で保存した場合
牛ひき肉…5日
豚ひき肉…5日
鶏ひき肉…4日

スーパーで売っているひき肉は翌日が期限になっていることが多く、比較的ゆとりを持った消費期限が記載されていることがわかります。
しかし、すべてこの「保存温度」を守ることが前提です。スーパーから帰宅中に温度が上がれば、必ずしもこの期限で保存できるとは限りません。きちんと冷蔵庫に入れていても、ドア開け閉めによって温度が上がり、劣化する場合もあります。
わたしは実際に、購入したひき肉が翌日の朝に傷んで食べられなくなったことがありました。
ひき肉の冷蔵保存は環境や温度変化によって劣化がすすむ場合がありますので、数日冷蔵するのはリスクが高いです。

ひき肉は冷凍保存がおすすめ

傷みやすいひき肉は、できるだけ早く食べきるか冷凍保存がおすすめです。今回は、かんたんにできる冷凍保存の手順をご紹介します。

手順1.ラップまたはアイラップで包みます

できるだけ空気を抜きながら、使い切れる量だけ小分けにしましょう。

空気を抜きながら小分けにして包む

もしパックをすべて冷凍するなら、パックをひっくり返してフィルムで包むと手間が省けます。

手順2.食品保存袋に入れる

食品保存用袋に入れる

食品保存袋で2重に包むと、空気に触れにくくなり劣化を防げます。

手順3.冷凍します

冷凍する

金属製のバットやトレイにのせたり、冷蔵庫の急冷凍機能を使うと、より鮮度を保ちつつ保存できますよ。

この手順で冷凍すれば、ひき肉が傷むことなく保存できます。冷凍したひき肉は2週間を目安に使い切ってくださいね。

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著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

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