内釜に傷がつくかも!「炊飯器」の意外と知らない“5つのNGな洗い方”

家のこと

2024.06.26

お掃除スペシャリスト(クリンネスト1級)の三木ちなです。毎日の食事に欠かせない「炊飯器」。寿命が長く、10年以上持つものもある丈夫な生活家電ですが、使い方を間違うと劣化する場合があります。ここでは、意外と知らない「炊飯器のNGな洗い方」についてご紹介します。

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NGその1.金属製の調理器具を入れる

金属の調理器具が入っている内釜

金属製のヘラやおたまなど、かたい素材の調理器具を内釜に入れてはいけません。
内釜のコーティングがはがれたり傷がついたりする場合があります。
また、キッチンばさみやフォークも要注意。筆者は誤って包丁を入れて、内釜の表面に傷をつけてしまった苦い経験があります。
金属製のキッチン用品に加えて、鋭利なものも入れないよう意識しましょう。

NGその2.食器を内釜に入れて洗う

食器が入っている内釜

食器を洗い桶の代わりに使うのもNGです。食器などのかたいものを入れると、内釜のコーティングが劣化する場合があります。

NGその3.腕時計や指輪をつけて洗う

指輪

腕時計や指輪をつけたままお手入れするのも、避けた方が無難です。
内釜にあたると、表面の加工が傷つき、はがれの原因になります。

NGその4.かたいたわしやスポンジの粒子面で洗う

たわし出典:stock.adobe.com

炊飯器を長く愛用するには、内釜の加工を劣化させないことが大切です。
かたいたわしやスポンジの粒子面は、内釜のコーティングを研磨する恐れがあるため使用するのは避けましょう。

NGその5.食洗機で洗う

食洗機出典:stock.adobe.com

炊飯器の内釜を食洗機で洗うと、急激な温度変化で傷がつく可能性があります。
コーティングがはがれたり傷がついたりする恐れがありますので、食洗機の使用はおすすめできません。

上記5つの点を守っていても、使っていくうちにフッ素加工は消耗していく可能性があるようです。

内なべのフッ素加工は使い続けるうちに消耗してはがれることがありますが、炊飯や保温性能そのものに支障はございません。

引用:TIGER https://www.tiger-corporation.com/ja/jpn/feature/rice-cooker/takitate50/47/

正しく洗えば炊飯器は長持ち

NGな洗い方は、炊飯器の劣化につながります。
長く大切に使うためにも、禁止事項は避けてただしい方法でお手入れしましょう。

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著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

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