NGその1.両面スポンジのかたい面でこする
汚れを放置すると、浴槽に頑固な水アカや湯アカがこびりつくことがありますが、力づくで落とすのはNGです。特に気をつけたいのが、スポンジの素材。
スポンジにはいろいろな種類がありますが、かたい素材は浴槽の表面に傷をつける場合があります。両面スポンジのかたい面を使うほか、ネットつきスポンジ、メラミンスポンジなどの高性能なスポンジは避けましょう。
浴槽のお手入れは、ポリウレタンでつくられているやわらかい素材のものを使うと安心です。
NGその2.浴室用以外の洗剤を使う
最近はSNSなどでトイレ用の洗剤を使った掃除方法をよく見かけますが、本来の用途から外れた使い方をするのはあまりおすすめできません。
浴槽は傷つきやすく、洗剤の成分によっては変色したり光沢がなくなったりする恐れがあります。どんなに洗浄力が強くても、用途外のクリーナーを使うのはリスクが高いです。
浴槽のお手入れは必ず専用の中性洗剤を使用し、洗ったあとはしっかりと水で流してください。
NGその3.クリームクレンザーを使用する
うっかりミスしやすいのが、クリームクレンザーのお手入れ。浴槽は傷がつきやすいため、浴室用であってもクリームクレンザーの使用はおすすめできません。
かたいスポンジと同じく研磨することになるため、浴槽の表面に傷がついたり光沢がなくなったりする恐れがあります。
浴槽のお手入れは、「やわらかいスポンジ布+浴室用の中性洗剤」の組み合わせがベストです。ただし、浴槽以外であれば浴室用クリームクレンザーは問題なく使用できます。
ただしいお手入れで浴槽をピカピカに
傷つきやすい浴槽のお手入れは、できるだけ汚れをためないことが一番。週1回のペースで掃除を行い、落としにくい頑固な汚れに変化する前に除去しましょう。