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シミや傷ができる恐れも。「お風呂掃除」で“使ってはいけない”3つのNG洗剤

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 シミや傷ができる恐れも。「お風呂掃除」で“使ってはいけない”3つのNG洗剤

2024.03.04

お掃除スペシャリスト(クリンネスト1級)の三木ちなです。お風呂場の汚れを落とす洗剤にはいろいろな種類がありますが、中には避けた方がいいものもあります。ここでは、お風呂掃除で使うとシミや傷になる「使ってはいけない洗剤」をご紹介します。

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特集:知って得する「お風呂掃除術」

【NG洗剤その1】粉末のクレンザー

粉末のクレンザー出典:www.photo-ac.com

クレンザーには粉末とクリームタイプの2種類ありますが、大きな違いは研磨力の強さです。
粉末タイプは、クリームに比べると研磨力が倍近く。荒めの粒でしっかり汚れを落とすため、お風呂場の掃除には向きません。
汚れは落ちたとしても、浴槽や床に傷がつく恐れがあります。

【NG洗剤その2】トイレ用の塩素系漂白剤

洗剤出典:stock.adobe.com

トイレ用の塩素系漂白剤は、尿石を落とすパワーがあります。成分に塩酸を含むため、劇薬に近いクリーナーです。
お風呂場の浴槽や床は見た目以上にデリケートなため、当然ながら刺激が強すぎます。
酸性度も高く、汚れとともに素材が傷つくリスクを伴うため、安易な使用はおすすめできません。
そもそもお風呂場掃除は用途外ですので、適切な方法で使いましょう。

【NG洗剤その3】オレンジオイル配合の洗剤

オレンジ出典:stock.adobe.com

オレンジオイル入りの洗剤は、ナチュラルで高い洗浄力を持つものが多いのですが……。じつは、お風呂場の掃除に使えない場合もあります。
石鹸カスや水アカが混ざった無機質な汚れに効果的である一方、オレンジオイルの成分がしみ込む場合も。その結果、表面が変色したりシミが残ったりする恐れがあるんです。
蛇口やポールなど、樹脂部品以外の掃除には使えますので、場所によって使い分けましょう。

リスクのある洗剤は使わない

いろいろな掃除方法がありますが、お風呂場が傷む恐れがあることを考えると、リスクのある洗剤は避けると安心です。デリケートなお風呂場だからこそ、ただしい方法で安全なお手入れを続けましょう。

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著者

三木ちな

三木ちな

子ども3人の母、趣味は節約・特技は貯金のママライター。 お得情報にはつねにアンテナをはって、逃さずキャッチ。 ラクしながらお得に暮らすことがもモットー。

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