液体のり
曇り防止に最適なのが、文房具でおなじみの「液体のり」です。
スティックやテープではなく、”液体”というのがポイント。
液状だとしっかり塗りのばせるので、鏡のコーティング材として向いています。
用意するものは、液体のりとティッシュの2つ。
鏡に液体のりをぬった後、38~40℃程度のお湯をかけて塗り広げます。
のりを行きわたらせたら、ティッシュで拭き取れば完了です。
ただし、液体のりによっては、鏡の曇り防止効果が弱いものもあります。
おすすめは、アラビックヤマトなどの「ポリビニルアルコール」という成分がはいっているもの。
ポリビニルアルコールが水の膜をつくるため、鏡の曇り防止効果はてきめんです。
歯磨き粉
鏡の曇り汚れは、意外なことに「歯磨き粉」も有効です。
用意するものは、ふだん使っている歯磨き粉と、使い古しのはぶらし、乾いた布の3つだけ。
歯磨き粉をはぶらしにつけて、やさしく鏡を磨きます。
あとは、布で歯磨き粉を拭きとって、水で流せば完了です。
たったこれだけで鏡は曇りづらくなりますが、ひとつ注意点が。
研磨剤いりの歯磨き粉を使うと、鏡が傷ついたり傷に歯磨き粉が入り込んだりして、鏡が汚れる場合があります。
鏡の曇りどめに使う歯磨き粉は、研磨剤が入っていないものに限定しましょう。
シャンプー・コンディショナー
鏡の曇り防止に、「シャンプー・コンディショナー」を使うのもひとつ。
鏡に塗り広げると薄い膜をはるため、鏡が曇りづらくなります。
浴室内に置いてあるものを使うので、一番お手軽な方法です。
ただし、シャンプーやコンディショナーは水ですぐ流れてしまうので、持続効果はいまひとつ。
鏡から完全に流しきってしまうと、鏡はふたたび曇ってしまうので、”ある程度残しておく”のがコツです。
入浴を終えた後はしっかり流して、鏡にシャンプーやコンディショナーが残らないよう注意してください。
専用グッズを使えばより効果的
ここで紹介したライフハック術は、あくまでも応急処置のようなもの。
鏡の曇り防止効果を長持ちさせるのなら、専用の曇りどめを使うことをおすすめします。
専用グッズと対策を併用して、お風呂場の雲った鏡とさよならしてください。