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洗剤選びがカギ!お風呂の“床の黒ずみ・ぬめり”をごっそり落とす“汚れ別掃除術”

家のこと

2025.06.26

お掃除コンサルタント(クリンネスト1級)の知帆です。ジメジメした夏は、お風呂の床の黒ずみ・ぬめり・水垢が気になってきませんか? でも、ただゴシゴシすればキレイになるわけではないんです。実は、汚れのタイプに合った洗剤を選ぶことで、掃除がグッとラクになりますよ。そこで今回は、「汚れ別」に失敗しない洗剤選びとお掃除方法をご紹介します。

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特集:知って得する「お風呂掃除術」

黒ずみ・カビっぽい汚れには

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黒ずみやピンク汚れが目地に出てきたら、カビが潜んでいるサイン。そんなときは、オキシクリーンなどの粉末タイプの「酸素系漂白剤」がおすすめです。塩素系と違って、ツンとしたニオイがなく、色柄物にも安心して使えるのがうれしいポイント。

使い方

  1. 粉末タイプの酸素系漂白剤をぬるま湯に溶かす(40度前後が効果的)
  2. 汚れが気になる床に塗り広げ、10~15分放置
  3. ブラシで軽くこすり、しっかりすすぐ

ワンポイント:床の黒ずみが「カビかな? 皮脂かな?」と迷う場合は、まず中性洗剤+ブラシでこすってみて、落ちなければ、酸素系漂白剤を使うのが安全で効果的です。

ぬめり・皮脂汚れには

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床のザラつきやヌルっとした感触は、石けんカスや皮脂汚れが原因です。皮脂汚れは油分なので、空気や湿気に触れることで酸化します。酸化を放置したり蓄積したりすると、黄ばみから茶色、黒ずみへと変化します。そんなときは、「中性洗剤」で汚れやニオイの元を軽減させることができます。

使い方

  1. 床全体に中性洗剤をスプレーする
  2. やわらかめのブラシでこすって洗い流す

日常的なお掃除もこれでOK! 洗剤を使わない日でも、お風呂から上がる前には、石けんカスが残らないように、シャワーで床を流すだけでも予防になります。

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白っぽい水垢には

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乾いた後に白く残る汚れは、水に含まれるミネラル成分が原因の水アカ。これは、アルカリ性の汚れなので、酸性の「クエン酸水」が効果的です。

使い方

  1. 水200mlにクエン酸小さじ1を溶かし、スプレーボトルへ
  2. 汚れにスプレーし、ラップをかぶせて5~10分置く
  3. やわらかいスポンジでこすり、シャワーで流す

ただし、皮脂汚れが混ざっている場合は効果が薄いので注意!

【注意点】洗剤は混ぜない・併用しない

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「汚れが落ちにくいから、全部まとめて使っちゃえ」は厳禁です。必ず単独で使いましょう。洗剤を変えるときは、別日にするなど、安全面の確保を忘れずに行いましょう。
いずれの洗剤を使用する場合も、お手入れ時には換気を行いましょう。風呂床を早く乾かすために、掃除後も1~2時間の換気をおすすめします。また、手荒れが気になる方や肌が敏感な方は、ゴム手袋を着用しましょう。

お風呂の床がスッキリすると……

床のビフォーアフター

  • 浴室全体がパッと明るく見える
  • 裸足で歩くのが気持ちいい
  • 水回りの運気ダウンのサインもリセット

気になった時がチャンス。ぜひこの週末にお掃除してみませんか。

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著者

知帆

知帆

二人三脚でお客様のお困りごとに寄り添い、不安を解消しながら最適なお掃除プランをご提案します。ライフスタイルに合わせたお掃除タイプ診断をもとに、皆様の暮らしに笑顔と幸運をもたらすお手伝いをさせていただきます。Instagram(@chihomatsu)でも時短掃除術を発信中!

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