ジャバで配管の奥までスッキリ

お湯がいつもよりにごって見えたり、スッキリしないと感じたりするときは、追いだき配管の中に汚れが残っている可能性があります。そんな“奥の奥”にある汚れに届いてくれるのが、スクラビングバブル ジャバ(1つ穴用)です。
洗浄成分がお湯と一緒に循環し、普段のお手入れでは落としきれない部分まで洗えるのが魅力。「最近においが気になるかも……」というときはもちろん、月に一度のメンテナンスにも頼れるアイテムです。
追いだき配管を洗浄する方法
掃除に使うもの

- スクラビングバブル ジャバ1つ穴用(追いだき配管洗浄剤)
- ゴム手袋
- ブラシ(歯ブラシなど)
手順⒈ 浴槽の循環フィルターを掃除する

循環口からフィルターを外します。

ブラシでやさしく水洗いし、細かなゴミをかき出したら、しっかりすすいで元の位置へ戻します。
手順⒉ 浴槽にお湯をためる

配管の穴がしっかり浸かるように、穴の上5cmほどの深さまでお湯を張ります。入浴剤が入っていないなら残り湯でもOKです。
手順⒊ 洗浄剤を入れて追いだきする

洗浄剤を投入し、5分ほど「追いだき」します。お湯と一緒に洗浄成分が配管全体に行き渡ります。
手順⒋ しっかり洗浄したいときは
汚れが気になる場合は、追いだき時間を10分ほどにしてもOK。長めに運転しても配管を傷める心配はありません。
手順⒌ そのまま10分放置する

運転が終わったら、10分ほどそのままに。この間に汚れが浮き上がってきます。
手順⒍ 排水してすすぐ

水をすべて排水し、蛇口やシャワーから水をため直します(自動運転は使いません)。もう一度5分ほど追いだきをしてすすいだら、最後に排水して完了です。
※すすぎの際は、自動運転ではなく、蛇口やシャワーから直接水をためましょう。自動運転だとすすぎに必要な追いだき時間が確保できないため、メーカーも“蛇口・シャワーからの給水”を推奨しています。
注意点
追いだき配管の掃除を、安全に行うためのポイントを押さえておきましょう。
- 入浴していない状態で追いだき運転を行いましょう。
- 入浴剤が入っていない残り湯の方が効果的ですが、入浴剤入りでも使用は可能です(ただし洗浄効果は低下します)。
- 換気をしながら進めると安全です。
- 配管のタイプ(1つ穴・2つ穴)に合った洗浄剤を選びましょう。
- 有害なガスが発生するおそれがあるため、漂白剤や他の洗浄剤との併用・混合しないでください。
- 同じメーカーの商品でも液性や使用方法が異なる場合があります。説明書を必ず確認しましょう。
- エコキュートやジェットバスなどは取扱説明書で指定方法がある場合があります。ご家庭の機種も併せて確認してください。
見えない汚れをリセットして、お風呂時間を快適に

追いだき配管は普段見えない場所ですが、皮脂汚れや湯あかが少しずつたまりやすいところです。ジャバで定期的にリセットしておくと、お湯の状態もぐっとよくなります。無理のないペースで、月1回くらいを目処に取り入れておくと安心。“見えない場所を整える”ひと手間が、毎日のリラックスタイムをより快適にしてくれますよ。
