NG!浴槽側の排水口「ふたをしたまま」掃除してない?
リクシルの浴槽側の排水口は、“プッシュワンウェイ排水栓”が主流。ボタン式の排水栓で、大きなシルバーのボタンのようなものがのっているタイプです。
じつはこの排水栓、いとも簡単に取り外しできることをご存じでしょうか? 排水栓はふたのようなものなので、排水栓の下に汚れが溜まり隠れています。そのため、排水栓をつけたままお手入れするのはNG。汚れを完全に取りきることができず、臭いの原因になります。
お風呂の清潔を保つためにも、排水口のふたを定期的に外して、奥までしっかり掃除しましょう。
「浴槽側の排水口」の正しいお手入れ方法
用意するのは歯ブラシだけ。洗剤は使わなくても大丈夫です。
手順1.排水栓を取り外します
排水栓は上にまっすぐ、強めの力で引っ張るとパカっと簡単に外れます。
手順2.排水コアの汚れを取り除きます
排水栓の下に見えるのが、ヘアキャッチャーのような見た目の「排水コア」と呼ばれる部品。
ここに髪の毛などの汚れが溜まるので、歯ブラシを使って取り除きましょう。ゴミはつまりの原因になりますので、流さずゴミ箱に捨ててください。
手順3.排水コアと排水栓を戻したら、お手入れ終了!
排水コアは向きに気を付けて、しっかりと押し込んで取り付けましょう。正しく取り付けないと、お湯張りできなくなるケースがあります。
排水栓はカチッと音がするまで、しっかりはめてくださいね。
最後に、排水口の開け閉めをするボタンを押して、排水栓が正しく動いているか確認しましょう。
これで浴槽側の排水口のお手入れは終了です。ふたを外してお手入れしてこそ、汚れをしっかり取り除けます。お風呂場の臭いが出やすい夏こそ、正しい掃除でキレイなお風呂場をキープしましょう。
注意:この方法はLIXIL製品に関するものです。他メーカーの排水栓については、各メーカーの取扱説明書をご確認ください。