「4つの見落としゾーン」を週1でまとめ洗い

お風呂の汚れは、見える部分よりも「手が届きにくい」「水が流れにくい」部分にたまりがちです。お風呂用洗剤をスプレーし、柄つきブラシでさっとこすり洗いするだけで、白っぽい水アカやぬめり、黒ずみ汚れを防げます。週に1回、4つのスポットを順にリセットする習慣を持つと、お風呂全体を明るく清潔に保てますよ。
お風呂の汚れを防ぐ4スポット掃除法
掃除に使うもの

- お風呂用中性洗剤
- 柄つきブラシ(バスボンくんなど)
- お風呂用床ブラシ
- シャワー(お湯)
- スクイージーやタオル(仕上げ用)
スポット⒈ 洗い場の壁

シャンプーの泡や皮脂が飛び散りやすい壁を放置すると、白っぽい水アカや、ぬめり(バイオフィルム)、黒ずみ汚れが現れます。
はじめに、少し熱めのお湯をシャワーで上から下へかけて汚れをゆるめます。そのあと、お風呂用中性洗剤をスプレー。柄つきブラシで軽くこすり、最後に水で流すと、くすみのない明るい壁に仕上がります。
スポット⒉ 蛇口やラックの裏側

水がかかりやすく乾きにくい蛇口やラックの裏は、ぬめりや黒ずみが出やすい場所。洗剤を吹きかけて泡をなじませ、ブラシで細かい部分をやさしくこすります。裏側までしっかり洗うのがポイントです。
スポット⒊ 浴槽の外側

意外と忘れがちな浴槽の外側は、水はねや石けんカスが付きやすく、白っぽくくすみやすい場所です。洗剤を全体にかけ、泡を広げながら曲面に沿ってブラシを動かします。お湯で流したあと、スクイージーやタオルで水気を軽く取ると、ツヤが長持ちします。
スポット⒋ 床の四隅

床の隅は水がたまり、ぬめりや黒ずみ汚れが発生しやすい場所です。洗剤をスプレーし、ブラシの先端を使って角までしっかりこすります。最後にシャワーで泡を残さず流せば、隅までスッキリ。
注記
- 同じメーカーの商品でも液性や使用方法が異なる場合があります。ご使用の前に必ず商品の表示や説明書をご確認ください。
- 敏感肌の方・アレルギー体質の方・長時間または頻繁に使用する場合は、ゴム手袋などを使用して手を保護することを推奨します。
- スプレー製品を使うときは、必ず換気をし、異なる種類の洗剤(酸性や塩素系など)は混ぜずに使いましょう。
週末のひと掃除で気分までスッキリ

お風呂全体の清潔感を保つには、浴槽以外の“4つの見落としスポット”をきれいにできるかがカギとなります。家族構成や使用頻度にもよりますが、週1回を目安にリセット掃除を続けると、壁も床もつるんと明るく整います。毎日のバスタイムが、より気持ちよく感じられますよ。
