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「お風呂場」にカビが多い人の“3つのNG習慣”→「見て見ぬふりしてた…」「見直します」

家のこと

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2025.05.09

お掃除スペシャリスト(クリンネスト1級)の三木ちなです。いくら掃除をしても「またカビが生えてる……」と、厄介なカビ汚れにお悩みではありませんか? じつは、日々のちょっとした習慣がカビの原因になっている可能性も。そこで今回は、お風呂場のカビを引き起こす、3つの「NG習慣」をご紹介します。

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特集:知って得する「お風呂掃除術」

NGその1.使ったバスタオルをお風呂場に干す

バスタオル出典:stock.adobe.com

お風呂から上がったあと、手近な場所にタオルを干したくなる気持ちはよくわかります。しかし、お風呂場に置きっぱなしにしたそのタオルが、カビの発生源になっていることがあるんです。
湿ったバスタオルを浴室内にかけると、空気中の湿度がさらに上がって、カビにとって絶好の環境になってしまいます。タオル自体が乾きにくくなり、繁殖した雑菌によってイヤな臭いも発生。これでは元も子もありません。
濡れたタオルは、“濡れたままにしない”習慣が大切。カビの温床になるのを防ぐためにも、脱衣所や風通しのよい室内に移して乾かしましょう。

NGその2.カビを見つけても放置

タイル出典:stock.adobe.com

壁やパッキンに小さな黒い点を見つけても、「まだ大丈夫」と放っていませんか? カビは見た目が小さくても根が深く、放置すればあっと言う間に広がります。
胞子は広範囲に飛び散るため、お風呂場全体に繁殖を広げてしまうリスクがあるんです。カビを見つけたら、できるだけ早く除去する。これを意識するだけで、カビ汚れが深刻化するのは避けられます。
“見て見ぬふり”は避け、小さなうちに対処することがキレイなお風呂場への近道です。

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NGその3.シャワーホースを濡れたままかける

浴室出典:stock.adobe.com

シャワーを使ったあと、そのままフックにかけて終わり……にするのもNG。カビは水気を好むため、濡れたままにするとカビが生えます。
特にシャワーは、ホースの表面や接続部には水分が残りやすいため要注意。通気性もよくないため、使用後は軽く水気をふき取ってあげるとカビ予防になりますよ。
面倒な方は、お風呂場を換気したり乾燥機をまわしたりしても◎。しっかり乾かせば、カビの発生を防ぎながらお風呂場がスッキリ整います。

カビのないお風呂場を目指そう

カビ対策は、がんばって掃除するよりも「生えにくくする習慣」が大事。カビを発生させないお風呂場の使い方を意識しましょう。
干し方や収納のクセを見直すだけでも、カビの居場所は減らせます。毎日使う浴室だからこそ、ムリなく続けられる小さな見直しを取り入れてみてください。

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著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

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