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かえって汚れが広がる。「お風呂場」の“カビ汚れ”に「やってはいけない3つのこと」

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2024.04.21

お掃除スペシャリスト(クリンネスト1級)の三木ちなです。お風呂場の厄介な汚れと言えば、「カビ」でしょう。放っておくと繁殖するため、見つけたらできるだけ早い措置が必要です。しかし、掃除方法を間違うと汚れが広がることも……。ここでは、お風呂場のカビ汚れに「やってはいけないNG掃除」についてご紹介します。

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特集:知って得する「お風呂掃除術」

NG1.カビに向かってスプレーする

カビ出典:stock.adobe.com

スプレータイプのカビとり剤を使うとき、とりあえずカビに薬剤を吹きかけていませんか? じつはそれ、あまりおすすめできません。
直接スプレーをすると、その勢いでカビの胞子が空気中に舞ってしまいます。カビの胞子は種ですから、カビが広範囲に増えかねません。

薬剤を吹きかけるときは、乾いたカビの胞子がスプレーの勢いで舞い上がらないよう、はじめの1回だけキッチンペーパーにあてて薬剤を吹きかけましょう。そうすることで、カビの胞子が舞いにくくなりますよ。

NG2.ゴシゴシ拭き取る

カビ出典:stock.adobe.com

カビは根を深く張るため、ただ拭き取るだけでは完全に消滅しません。むしろ、表面のカビをゴシゴシ拭くと、カビの胞子が広がる場合があります。
特に、水拭きはNG。カビが好む水が合わさることで、より繁殖が促される可能性がありますので、絶対に避けましょう。

NG3.長めにつけおきする

つけ置き出典:stock.adobe.com

頑固な汚れを落とすために、つけ置き時間を長くするのは有効です。
しかし、長く放置しすぎると、素材そのものが傷んだり変色したりする恐れがあります。
カビ汚れが酷い場合は、20~30分のつけおきにとどめましょう。カビとり洗剤はカビの細胞・色素を分解する強力な塩素系クリーナーですので、軽いカビであれば数分おくだけで撃退できます。

ただしく掃除すればカビは怖くない

ほかの汚れと違い、胞子を持つカビは植物のように繁殖するため、掃除の際は注意が必要です。
しかし、ただしい方法でお手入れすれば大丈夫。適切に掃除をして、お風呂場のカビを根絶しましょう。

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著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

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