浴室は掃除しても、ドアまでは……。
浴室をしっかり掃除していても、こまめに手をつけられるのは「浴槽」と「床」くらい。私も「ドアは今度でいいか」とつい後まわしにしてしまいがちです。
その結果……。
わが家の浴室ドアにも、カリカリ汚れがしっかりと誕生していました(笑)。
用意するもの
今回、カリカリ汚れの掃除に使うアイテムは3つだけ。
・使い古した歯ブラシ
・クエン酸
・キッチンペーパー
強力な洗剤は使わずに、「クエン酸1本」で撃退します!専用のヘラやブラシがあればはかどりますが、なければないで大丈夫。使い古した歯ブラシ1本を用意しましょう。
カリカリ汚れを落とす手順
私は今回、粉末のクエン酸を水に溶かして使いましたが、すでに液状になっている「クエン酸スプレー」の方が便利です。
粉末からスプレーをつくる場合は、「クエン酸大さじ3~4:水500ml」の割合で混ぜましょう。
手順1.シャワーと歯ブラシで汚れを落とします。
まずは、シャワーと歯ブラシだけで落とせる汚れを撃退しましょう。
シャワーの温度は40度前後。カリカリ汚れを歯ブラシでこすりつつ、シャワーで流していきます。
わが家は、浴室ドアまでシャワーが届かなかったので、今回はふろおけで代用しました。
手順2.クエン酸を吹きかけて、歯ブラシでこすります。
シャワーで汚れをある程度流した後は、頑固なカリカリ汚れが残ります。この落ちづらいカリカリたちには、クエン酸で対抗です!
スプレーを直接吹きかけて、再度歯ブラシでこすり落としていきます。
手順3.クエン酸とキッチンペーパーで5分間パックします。
仕上げに行うのが、クエン酸パック。汚れにスプレーを吹きかけたら、上からキッチンペーパーをあてましょう。
キッチンペーパーがない場合は、ティッシュで代用可能です。
クエン酸スプレーは気持ち多めに。顔に化粧水を乗せるときと同じように、しっかりヒタヒタになるくらい拭きかけます。
この状態で5分間おいたら、パックしたキッチンペーパーで汚れを拭き取れば完璧です!
クエン酸で汚れが浮いて落ちやすくなっているので、こするだけできれいになります。
手順4.シャワーをかけて、仕上げの乾き拭きをすれば終了。
ドアにクエン酸が残らないよう、シャワーをかけて落としましょう。乾いた布で水気を拭きとっておくと、水滴もなくピカピカです。
before・afterを見比べてみた
before
カリカリ汚れにまみれた浴室ドアが……。
after
汚れひとつない、真っ白なドアへ生まれ変わりました!
クエン酸1本ですっきりきれいに
頑固な汚れを落とすのに、必ずしも強力な洗剤が必要とは限りません。
しっかり汚れを浮かせることができれば、家のあるものを使ってすっきりピカピカになります。
浴室ドアに頑固なカリカリが生えているのを見つけたら、掃除がつらい冬本番を迎える前に、クエン酸で撃退しましょう。