特集記事

「浴室扉の足元」の“落ちないカリカリ汚れ”をスルンと落とす【知って得する掃除術】

家のこと

www.youtube.com

2024.07.01

毎日使う浴室は、気づくと扉の下に汚れがびっしりついていませんか? 少しこするくらいでは汚れが落ちず、どう掃除をしていいのか迷うことも。そこで今回はお掃除のプロおそうじダイアリーさんに、「浴室扉の足元についたカルキ汚れ・カビ汚れの落とし方」を教えていただきます。

広告

特集:知って得する「お風呂掃除術」

教えてくれたのは……おそうじダイアリーさん

関東エリアを中心に、洗濯機分解清掃を行っている掃除のプロ。年間約600台近くの洗濯機をきれいに清掃している。YouTubeチャンネルの「おそうじダイアリー」では、家庭でできるかんたんな掃除方法を発信中。

カビ汚れもカルキ汚れもついている

水の中の成分がカチカチに固まった汚れ出典:www.youtube.com

今回は、「浴室にある扉の足元についたカルキ汚れ」を落としていきます。カルキ汚れは酸性洗剤で落とせる汚れでもありますが、その上にカビが発生している場合が多いので、キッチン泡ハイターを使います。これで表面のカビを除菌しながら、漂白していきます。

塩素系洗剤と酸性洗剤は混ぜると大変危険ですので、同時に使わないようにしましょう。

便利なポリッシュバー

ポリッシュバー出典:www.youtube.com

カルキ汚れを落とすのに便利な掃除アイテムは、ポリッシュバーです。特殊な樹脂がついたヘラで、特に尿石など硬く固まった汚れを削って落とすときに使う掃除道具になっています。傷をつけずに硬い汚れだけを削り落としてくれます。水あか・カルキ汚れにも適した掃除道具です。

ポリッシュバーを持つ男性出典:www.youtube.com

使うときは刃先をなるべく左右に傾けないように、平行に削ることが傷をつけないやり方です。寝かせて削っていくとより傷つきにくいです。刃先が安定しない場合は、刃先に軽く人差し指を添えて削る方法がおすすめです。力をかけずに軽くなでるだけでも効果はあるので、一度試してみてください。

浴室扉の足元についた「カルキ汚れ・カビ汚れ」の掃除方法

用意するモノ

  • ポリッシュバー
  • キッチン泡ハイター
  • ゴム手袋
  • ぞうきん

注意事項

  • キッチン泡ハイターを使用する際は必ず手袋を着用し、換気を行ってください。

手順1.キッチン泡ハイターを吹きつけて1~2分放置する

浴室扉についたカルキ汚れを落とす男性出典:www.youtube.com

カビと思われる黒い部分にキッチン泡ハイターを吹きつけて、全体を漂白していきます。ゴムの部分も手でめくって、裏側にもしっかりと洗剤を吹きかけていきます。

浴室扉についたカルキ汚れを落とす男性出典:www.youtube.com

扉の隅の方にも洗剤を吹きかけて、カビと思われる黒い部分にしっかりと届くようにします。かかっていない部分は、ゴム手袋をした指先を使って洗剤をなじませてください。洗剤を全体に吹きかけたあとは、放置します。放置時間はあまり長くなくてOKですので、1~2分放置してください。漂白されると黒い色が茶色に変化します。

手順2.軽くなでるようにポリッシュバーの刃先を滑らせる

刃先を滑らせるポリッシュバー出典:www.youtube.com

ポリッシュバーに力を入れずになでていくような感じで、汚れをサクサク落としていきます。ポリッシュバーを使うときは指先にあまり力をかけずに、軽くなでるように刃先を滑らせてください。

ポリッシュバーを使って浴室扉の足元をきれいにする男性出典:www.youtube.com

ポリッシュバーを使って、全体の汚れを落としていきます。浴室側や脱衣所側など、反対側も同じように行っていきます。ゴムパッキンの中も削ることができますので、ゴムをめくって中も削り落としてください。浴室側は最後にシャワーで洗い流しながらブラッシングを行うと、より細かい汚れが落とせます。最後はぞうきんなどでふき取って、掃除が完了です。

ポイント
乾いた状態で削るより、洗剤をつけて滑りやすい状態にして削った方がより作業がしやすく、素材を傷つけにくいです。

気になるBefore・After

Before

カルキ汚れ・カビ汚れがついた浴室扉の足元出典:www.youtube.com

After

汚れがない浴室扉の足元出典:www.youtube.com

ヘラを使って削ると、ここまできれいになります。

いかがでしたか? カルキ汚れとカビ汚れ、それぞれ違う洗剤が必要ですが、カリカリに固まって落ちにくい汚れはポリッシュバーを使って掃除をしてみてはいかがでしょうか。

※こちらの記事は元動画の提供者さまより許可を得て作成しています。

※掃除前に掃除対象物の素材を確認し、また説明書等にて使うグッズや洗剤など問題ないか事前にご確認ください。

広告
saitaとは
広告