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見落としてない?「お風呂場」の“隠れカビスポット”3選→「気付いたらカビが生えてた…」「確認する!」

家のこと

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2025.05.17

お掃除スペシャリスト(クリンネスト1級)の三木ちなです。浴室は毎日掃除しているつもりでも、ふと気づくとカビが発生していることってありますよね。じつは、カビは見える場所だけでなく、“見落としやすい場所”にもひそんでいます。今回は、うっかり見逃しがちな、「お風呂場の隠れカビスポット」をご紹介します。

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特集:知って得する「お風呂掃除術」

1.シャワーホースの裏側

シャワーホース出典:stock.adobe.com

普段は見えにくいシャワーホースの裏面。水がかかりやすく乾きにくいため、湿気が溜まりやすい“カビの温床”です。毎日の掃除ではなかなか意識が向かず、知らないうちに黒カビがびっしり……なんてことも。
シャワーホースのカビは、一度生えると落とすのが厄介。掃除の手間を省くためにも、週に1回程度は、シャワーホースを少し持ち上げて裏側をチェックしましょう。濡らしたスポンジでさっと拭き取るだけでも、カビ予防に効果的です。

2.ボトルの底と置き場の接地面

ボトル出典:stock.adobe.com

シャンプーやボディソープのボトル底と棚や床との接地面は、常に濡れている状態です。そのため、ぬめりや黒カビが溜まりやすく、放っておくと雑菌が繁殖してカビが生えます。
カビを防ぐには、ボトルの底に水分を残さない習慣が大切。難しい場合は2〜3日に一度はボトルを持ち上げて、ボトルの接地面をしっかり拭きましょう。水気を残さないことが、カビ対策のポイントです。拭き取るのが面倒な方は、浮かせる・吊るすボトル収納に変えるといいでしょう。

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3.天井の四隅

天井の四隅:結露が溜まりやすく空気の流れも悪いためカビが生えやすい場所出典:stock.adobe.com

見上げないと気づかない天井の四隅。ここは結露が溜まりやすく空気の流れも悪いため、カビが生えやすい場所です。気づかないままカビ胞子が舞うと、お風呂場全体にカビが繁殖するおそれも……。浴室中にカビが広がるのを防ぐためにも、天井は週1回のペースで、乾いたモップやシートで拭き上げる習慣をつけると安心です。市販のくん煙剤を使うと、カビ防止になりますよ。

見えにくい場所こそ、カビ予防のカギ!

カビは“隠れた場所”から広がります。見落としやすいスポットをこまめにチェックして、清潔なお風呂場を守りましょう。

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著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

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