特集記事

“定番の掃除道具”に頼らず「お風呂場」の“頑固なカビ”を落とす方法【知って得する掃除術】

家のこと

stock.adobe.com

2024.07.23

お掃除スペシャリスト(クリンネスト1級)の三木ちなです。お風呂場のカビとり剤と言えば「カビキラー」が定番。しかし、お風呂場であってもカビとり剤が使えない場所があることをご存じでしょうか? そこで今回は、“カビキラーに頼らない”「お風呂場のカビ取り方法」についてご紹介します。

広告

特集:知って得する「お風呂掃除術」

カビキラーが使えない場所は意外と多い

カビキラーが使えない

カビ掃除に便利なカビキラーですが、お風呂場であっても使用NGな場所がいくつかあります。

・磁石がつく壁(ユニットバスの化粧鋼板壁)
・浴槽
・金属製品

注意すべきなのは、ユニットバスに多い磁石がつく壁。裏に金属加工が施されているため、傷からカビキラーの成分が入り込むとサビや劣化につながります。
浴室内に金属製のラックを置いている場合も、要注意。ラックがさびて、床や壁に“もらいサビ”ができることも……。
浴槽にカビが生えることは少ないとはいえ、掃除の際に飛び散って変色するリスクもゼロではありません。

お風呂場のカビ汚れの掃除方法

カビキラーが使えない場所にカビが生えた場合や、もう少し気楽にカビ掃除をしたい方は、「浴室用の中性洗剤」を使うお手入れ方法がおすすめです。

用意するもの

用意するもの

・浴室用の中性洗剤
・やわらかいスポンジやたわし
・キッチンペーパー

手順1.汚れにキッチンペーパーをあてて、浴室用の中性洗剤を吹きつけます

キッチンペーパーをあてて、中性洗剤を拭きつける

このまま10~20分ほど置きます。

手順2.キッチンペーパーをはがして、スポンジでこすります

スポンジでこする

手順3.水で流して終了です。

シャワーで流す

洗剤残りがあると変色やシミの原因になりますので、しっかりと洗い流しましょう。

カビキラーと使い分けて

お風呂場内であっても、カビとり剤が使えない場所はあります。また、カビキラーはクエン酸などの酸性洗剤と一緒に使うと有毒ガスが発生する恐れがあるため、洗剤の併用はNGです。
必要に応じてカビキラーと使い分け、お風呂場のカビをしっかりと除去しましょう。

広告

著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

気になるタグをチェック!

saitaとは
広告

人気記事ランキング

ランキングをもっと見る