カビキラーが使えない場所は意外と多い
カビ掃除に便利なカビキラーですが、お風呂場であっても使用NGな場所がいくつかあります。
・磁石がつく壁(ユニットバスの化粧鋼板壁)
・浴槽
・金属製品
注意すべきなのは、ユニットバスに多い磁石がつく壁。裏に金属加工が施されているため、傷からカビキラーの成分が入り込むとサビや劣化につながります。
浴室内に金属製のラックを置いている場合も、要注意。ラックがさびて、床や壁に“もらいサビ”ができることも……。
浴槽にカビが生えることは少ないとはいえ、掃除の際に飛び散って変色するリスクもゼロではありません。
お風呂場のカビ汚れの掃除方法
カビキラーが使えない場所にカビが生えた場合や、もう少し気楽にカビ掃除をしたい方は、「浴室用の中性洗剤」を使うお手入れ方法がおすすめです。
用意するもの
・浴室用の中性洗剤
・やわらかいスポンジやたわし
・キッチンペーパー
手順1.汚れにキッチンペーパーをあてて、浴室用の中性洗剤を吹きつけます
このまま10~20分ほど置きます。
手順2.キッチンペーパーをはがして、スポンジでこすります
手順3.水で流して終了です。
洗剤残りがあると変色やシミの原因になりますので、しっかりと洗い流しましょう。
カビキラーと使い分けて
お風呂場内であっても、カビとり剤が使えない場所はあります。また、カビキラーはクエン酸などの酸性洗剤と一緒に使うと有毒ガスが発生する恐れがあるため、洗剤の併用はNGです。
必要に応じてカビキラーと使い分け、お風呂場のカビをしっかりと除去しましょう。