NGその1.浴槽のまわりを掃除しない
浴槽のお手入れをするとき、中だけを掃除して終わりにしていませんか? じつはそれ、汚れは全部取り切れていません!
もちろん浴槽内は汚れやすい場所ですが、フチや側面、壁とのすき間なども、湯アカや皮脂汚れが残ります。特に、入浴後の水滴や石けん残りには要注意。そのまま乾くと白っぽいこびりつきやぬめりが発生しやすく、雑菌が繁殖してイヤな臭いの原因になります。
目立ちにくいぶん掃除を後回しにしがちですが、キレイなお風呂場を保つためにも、手を抜かずにお手入れしましょう。毎日入浴後にさっと水を流すだけでも、汚れは残りにくくなりますよ。
お手入れは、最低でも週1回の頻度で「浴室用中性洗剤+スポンジ」で軽くこすり洗いしてくださいね。
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NGその2.入浴後に浴室を乾燥させない
入浴を終えた後、なにもせずにお風呂場を出ていませんか? それでは湿気がこもりっぱなしになり、カビや雑菌が繁殖しやすい環境をつくってしまうんです。
“ぬるっ”とした不快な汚れも、湿気が原因。これらの汚れがカビとなり、イヤな臭いを発生させます。
入浴後はすぐに換気を行って、お風呂場の水分を外へ逃がしましょう。このとき、ドアを全開にするのはNG! 脱衣所へ湿気が広がってしまうため、外へつながる窓を少し開けて空気の通り道をつくりましょう。
NGその3.排水トラップの掃除を怠る
臭いの発生源になりがちな「排水口」は、キッチンだけでなくお風呂場も同様です。髪の毛やシャンプーの成分が溜まり、臭いのもととなる汚れや雑菌がごっそり潜んでいます。フィルターやトラップ内に汚れがこびりつくと、悪臭だけでなく詰まりを引き起こす原因に。
ヘアキャッチャーに溜まった汚れはつど取り除き、月に1~2回はふたをすべて開けて、中の汚れを取り除きましょう。汚れが軽ければ、中性洗剤と歯ブラシで十分キレイになりますよ。
湿気と汚れを溜めこまない習慣を
お風呂場の臭い対策は、湿気や残った汚れを早めに取り除く習慣が大切です。
入浴を済ませた後のひと手間や、こまめな軽い掃除で臭いは軽減できます。リラックスできるバスタイムのために、今日できることからはじめてみませんか?