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かえって水アカが増える。「お風呂場」で入浴後に避けた方がいい“3つのNG”「浴室を出る前がカギ」

家のこと

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2025.04.22

お掃除スペシャリスト(クリンネスト1級)の三木ちなです。入浴するたびに湿気がこもるお風呂場は、家の中で一番水アカができやすい場所。「ちゃんと掃除をしているのに水アカができる……」という方は、入浴後の行動を変えると改善されるかもしれません。ここでは、水アカを育ててしまう、入浴後に避けた方がいい「NG行為」をご紹介します。

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特集:知って得する「お風呂掃除術」

NGその1.壁や天井の水滴を放置する

水滴出典:stock.adobe.com

入浴後、壁や床に水がついたままにしていませんか? 水滴を拭き取らずに出てしまうのは、水アカをみずから育てているのと同じです。
水アカを防ぐには、お風呂場を出る前にどれだけ水滴を取り除けるかが重要! スクイージーや吸水性の強いタオルで壁や床をさーっと拭くと、水アカはできにくくなりますよ。
お風呂を出た後は換気を行って、湿気をしっかりと飛ばしてくださいね。

NGその2.シャンプーが垂れたまま放置する

シャンプー出典:stock.adobe.com

シャンプーやボディソープのボトルの下に、“石けん溜まり”ができていませんか? じつはこれも、水アカができる要因のひとつです。
ボトルから垂れた洗浄剤がそのまま放置されれば、どんどん積もって頑固な汚れに……。水アカだけでなく石けんカスも合わさった、厄介な汚れに変化します。こうなれば、落とすのもまた一苦労です。
シャンプーボトルをほったらかしにすれば、ボトルの底にもぬめり汚れが発生します。水アカを含む面倒な汚れを防ぐためにも、ボトルはこまめに洗って乾かしましょう。
マグネットで浮くボトルは、手間をかけなくても液だれや底のぬめりも防げるのでおすすめです!

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NGその3.ドアを閉める

ドアを閉めた浴室出典:stock.adobe.com

浴室の水アカを防ぐには、湿気をこもらせない習慣が大事です。入浴後はどうしても湿度が高くなってしまうので、換気は必要不可欠。ドアを開けて、風通しをよくするのが基本です。
そのため、ドアを閉めるのは逆効果! 換気扇をまわす場合でも、ドアを完全に閉めるのはおすすめできません。
換気扇を運転しても、ドアは数cmでいいので開けておくのが正解。浴室の外から新しい空気を取り込める、“空気の通り道”ができます。最低でも、入浴後2~3時間は換気扇をまわして、湿気をしっかりと追い出してくださいね。

入浴後のひと手間で水アカは減らせる

こまめな掃除も大切ですが、それと同じくらい入浴後の水アカ対策も重要です。お風呂場を出る前の行動を少し変えると、水アカは育ちにくくなり、ふだんのお手入れもラクになりますよ。ぜひ、できることから試してみてくださいね。

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著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

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