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お風呂場でカビが好む「見えづらい場所」3つ「ひっそり繁殖しているかも」

家のこと

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2025.07.03

お掃除スペシャリスト(クリンネスト1級)の三木ちなです。お風呂場の厄介な汚れと言えば「カビ」。こまめなお手入れを心がけているのに、なんとなくカビ臭さが気になる……。その原因は、“隠れカビ”にあるかもしれません。ここでは、意外と気づきにくい「お風呂の隠れカビ」が生えるスポットを3つご紹介します。

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特集:知って得する「お風呂掃除術」

1.シャンプーボトルのキャップや底

シャンプーボトル出典:stock.adobe.com

ひっそりとカビが育つのが、シャンプーやボディソープのボトル。置くタイプのボトルは、床と底に溜まった水気が原因で、ぬめりやカビが生えます。
また、キャップの凹凸も要注意! すき間に溜まった汚れが進化すると、カビや黒ずみといった厄介な汚れに変わります。
ボトルはお風呂場に置いておくものだからこそ、こまめなチェックが必要不可欠。詰め替えのたびにしっかり洗って乾かすと、カビ対策になります。
また、床に直置きしている方は“浮かせる”だけで清潔感アップ。ボトルスタンドや吊り下げ収納を活用すると、カビの発生もぐんと抑えられるはずです。

2.窓のサッシやゴムパッキン

窓出典:stock.adobe.com

お風呂場に窓があると、換気に便利でうれしいですよね。しかし、窓サッシやゴムパッキンも、カビが発生しやすい“隠れポイント”。
特にゴム部分は湿気を含みやすく、黒カビは深く根を張るため簡単に根絶できませんが、塩素系のカビ用洗剤を使うと対処できます。
また、入浴後には窓をしっかり開けて風を通す習慣を。こまめな掃除も心がけて、汚れを軽いうちに取り除くとカビは育ちにくくなりますよ。

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3.換気扇のカバー・フィルター

お風呂場の換気扇

「換気してるから大丈夫」と思いがちな換気扇ですが、じつはカビが溜まりやすい場所。特にフィルターは汚れが蓄積するため、清潔さを保つには月1回のお手入れが必要です。
本体はかたく絞ったクロスで水拭きを。フィルターは取り外して、やさしく水洗いしましょう。汚れが酷い場合は、薄めた台所用中性洗剤につけ置きするとキレイになります。
換気扇のお手入れをする際は、必ず電源を切ってから行ってくださいね。

隠れカビが生えない対策を

お風呂の隠れたカビは、ちょっとだけ意識して掃除するだけで予防できます。
お風呂場は毎日使う場所だからこそ、ついで掃除”を習慣化し、より気持ちよく入浴できるよう、今日からできることを始めてみませんか?

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著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

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