水筒が傷むかも!「ステンレス水筒」のじつはやってはいけない“NGな洗い方”

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2024.05.23

お掃除スペシャリスト(クリンネスト1級)の三木ちなです。これからの時期、毎日使う人も多い「水筒」。よかれと思ってやっているその洗い方、間違っているかもしれません。ここでは、やってはいけない「ステンレス水筒のNGな洗い方」をご紹介します。

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水筒は意外とデリケート

見た目は頑丈に見えるステンレス製の水筒ですが、じつはデリケート。洗い方をひとつ間違うと、サビたり汚れがついたりする場合があります。
大切な水筒を清潔に長く愛用するためにも、ただしい方法でお手入れしましょう。

水筒のやってはいけない洗い方

水筒出典:stock.adobe.com

以下の洗い方は、きれいになるどころか水筒が劣化する恐れがありますので、絶対に避けましょう。

NGその1.煮沸する

ステンレス製の水筒は、煮沸NGです。保温機能があっても、熱による消毒はできません。
煮沸をすると水筒が変形する可能性が高く、劣化するどころか使用できなくなってしまいます。

NGその2.食洗機で洗う

食洗機を使えばラクに洗浄できそうな気がしますが、これもNG。煮沸できない理由と同じく、ステンレス製の水筒に熱は厳禁です。

NGその3.塩素系漂白剤を使う

塩素系漂白剤を使うと、金属が腐食する恐れがあります。そのため、基本的には使用できません。
知らずに洗浄すると、水筒の内部がサビや保温・保冷力が落ちる原因になります。
ただし、花王のキッチン泡ハイターは例外。泡状スプレーで短時間で効果を発揮するため、ステンレス水筒にも使用OKです。キッチン泡ハイターをスプレーしたら、2分ほどおいてから十分にすすいでください。

NGその4.メラミンスポンジ

白いカルシウム汚れや赤サビなどの頑固な汚れができても、メラミンスポンジに頼ってはいけません。その他、かたい材質のスポンジやたわしもNGです。
ステンレスが傷つき、汚れの蓄積や腐食の原因になります。
ちなみに、白いカルシウム汚れはクエン酸、赤サビは食酢で落ちますので、無理にこすり落とさずにただしい方法でお手入れしましょう。

NGその5.つけ洗いする

うっかりやりがちなのが、水筒のつけ洗い。食器とは違い、ステンレス水筒は水中に放置してはいけません。
帰宅後はつい「水につけて放置」なんてこともありますが、水筒本体のすきまから水が入る恐れがあるため避けましょう。

水筒の洗い方を見直してみよう

水筒出典:stock.adobe.com

これからの時期に欠かせない水筒だからこそ、洗い方の見直しは必要です。
間違った方法で洗うと、水筒が劣化するだけでなく、飲み物の衛生も保てなくなります。今一度、NGな洗い方をしていないか確認しておきましょう。

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著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

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