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もっと早く知りたかった…!「お風呂場」の浴槽掃除でやりがちな “NGな洗い方”【知って得する掃除術】

家のこと

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2024.06.18

お掃除スペシャリスト(クリンネスト1級)の三木ちなです。お風呂場の浴槽は、石鹸かすや水アカといったさまざまな汚れが溜まります。しかし、やり方によってはきれになるどころか劣化する恐れも……。ここでは、お風呂場のお手入れでやってはいけない「浴槽のNGな洗い方」をご紹介します。

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特集:知って得する「お風呂掃除術」

NGその1.両面スポンジのかたい面でこする

両面スポンジのかたい面でこする出典:stock.adobe.com

汚れを放置すると、浴槽に頑固な水アカや湯アカがこびりつくことがありますが、力づくで落とすのはNGです。特に気をつけたいのが、スポンジの素材。
スポンジにはいろいろな種類がありますが、かたい素材は浴槽の表面に傷をつける場合があります。両面スポンジのかたい面を使うほか、ネットつきスポンジ、メラミンスポンジなどの高性能なスポンジは避けましょう。
浴槽のお手入れは、ポリウレタンでつくられているやわらかい素材のものを使うと安心です。

NGその2.浴室用以外の洗剤を使う

浴室用以外の洗剤を使う出典:stock.adobe.com

最近はSNSなどでトイレ用の洗剤を使った掃除方法をよく見かけますが、本来の用途から外れた使い方をするのはあまりおすすめできません。
浴槽は傷つきやすく、洗剤の成分によっては変色したり光沢がなくなったりする恐れがあります。どんなに洗浄力が強くても、用途外のクリーナーを使うのはリスクが高いです。
浴槽のお手入れは必ず専用の中性洗剤を使用し、洗ったあとはしっかりと水で流してください。

NGその3.クリームクレンザーを使用する

クリームクレンザーを使う出典:stock.adobe.com

うっかりミスしやすいのが、クリームクレンザーのお手入れ。浴槽は傷がつきやすいため、浴室用であってもクリームクレンザーの使用はおすすめできません。
かたいスポンジと同じく研磨することになるため、浴槽の表面に傷がついたり光沢がなくなったりする恐れがあります。
浴槽のお手入れは、「やわらかいスポンジ布+浴室用の中性洗剤」の組み合わせがベストです。ただし、浴槽以外であれば浴室用クリームクレンザーは問題なく使用できます。

ただしいお手入れで浴槽をピカピカに

傷つきやすい浴槽のお手入れは、できるだけ汚れをためないことが一番。週1回のペースで掃除を行い、落としにくい頑固な汚れに変化する前に除去しましょう。

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著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

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