「ゴーヤ」の栄養を逃がさずに苦みを抑えたい!ゴーヤのただしい下処理法

料理・グルメ

www.photo-ac.com

2024.07.02

暑い季節を元気に乗り切るためにも、旬の野菜を食卓に取り入れたいもの。今回ピックアップするのは「ゴーヤ」です。食べたいとは思いつつも、特有の苦みが苦手な方も多いのでは? 青果のプロである小林青果株式会社の方に「ゴーヤの苦味をやわらげるための下処理方法」を教えていただきました。

広告

教えてくれたのは……小林青果株式会社

創業以来70年以上にわたり、北九州中央卸市場にて青果の生産者と小売店舗のバイヤーを結ぶ仲卸業を営む小林青果株式会社。九州各県だけでなく、全国各地から旬の食材や特性の強い商品を仕入れ、お客様へお届けしている。安全で安心できる食品の提供はもちろん、作り手の思いや熱量、消費者の期待、販売店の信頼を大切にしている。

ゴーヤの苦味をやわらげたい

ゴーヤ特有の苦味出典:www.photo-ac.com

ゴーヤ(または苦瓜)は、その独特の苦味で知られる夏の野菜です。

この苦味は、ゴーヤの栄養価の高さと密接に関連しており、多くの健康効果が期待されています。しかし、料理や好みによっては、この苦味を和らげたい場合もありますよね。

ゴーヤの苦味は「下処理」の仕方がポイント

ゴーヤの苦味を和らげるためには、下処理が重要です。苦味を抑えるための洗い方から下処理までの手順をご紹介します。

洗い方

1.表面のゴツゴツした部分を手で軽くこすりながら、流水で洗い流します。汚れが気になる場合は、ため水に浸しながら、こすり洗いしましょう。

こすり洗いで汚れを落とす

2.両端を少し切り落とし、縦半分に切ってワタと種を取り除きます。

ワタと種を取り除く

ゴーヤのワタは苦味が少なく栄養価も高いため、取り除かなくても問題ありません。苦味をより抑えたい場合には、取り除くことをおすすめします。

下処理の仕方

苦味を和らげるための下処理としては、塩もみが一般的です。

1.ゴーヤを薄切りにし、小さじ6分の1程度の塩をまぶしてからもみ込み、10分ほど時間をおきます。

塩をかけて時間をおく

2.水気を絞ってから料理に使用しましょう。この下処理方法により、ゴーヤの苦味を抑えることが可能です。

水気を絞る

栄養キープのためには「塩もみ」のみで調理しよう

塩もみ出典:stock.adobe.com

ゴーヤを加熱する際には、下茹ですることで苦味をさらに抑えることができます。ただし、茹でると栄養素が失われやすいデメリットも。
栄養を損なわずに苦味を取りたい場合は、塩もみのみで調理することをおすすめします。

広告

著者

shukana

shukana

小学生、幼稚園児の男の子のママ。出産前まで紳士服業界に携わり、TES(繊維製品品質管理士)の資格を取得。 暮らしをより楽しく、よりラクに過ごすための方法を日々模索中です。

気になるタグをチェック!

saitaとは
広告