NGその1.英字でおしゃれにラベリングする
もともとはカフェ風のおしゃれな家に憧れて、使いやすさよりもインテリアにこだわっていた私。調味料はすべて英字でラベリングし、見た目の可愛さには満足していたのですが……。
見た目はよくても、使い勝手はいまいち。英字のラベリングは、ひと目では何が入っているのかわからないことが多いんです。
収納はすぐに取り出せて戻しやすい状態にすることが大切。取り出しやすさを重視して、英字ラベリングからは永久に卒業しました。
NGその2.なんでもかんでも布で隠す
布で覆ってものを隠す「布収納」。ものが見えないので、片付けができている安心感がり、私も長年続けていました。100均のつっぱり棒とカフェカーテンを組み合わせたり、上から布をかけて目隠ししたり……。
でも、布の下をめくると見られたくないものが乱雑に置かれているだけ。布で見えない分、片付けが後まわしになりやすい欠点がありました。布を使うと繊維が出てホコリも溜まりますし、片付けの習慣がつかずに放置したままになります。
今はすべての布収納を手放し、隠すことをやめました。布が絶対にダメというわけではありませんが、アクション数が増えるうえに汚れやすくなるので、片付けの習慣と並行するハードルは高めです。布に頼りすぎないよう、場所やものに合わせて取り入れるといいですよ。
NGその3.すべて詰め替える
ボトルの詰め替えも、やりすぎはおすすめできません。生活感を消したいばかりに、すべて同じボトルで揃えようとするのは手間がかかります。見た目がスマートになっても、その状態を維持するのは大変です。
食器用洗剤やハンドソープのように、もともと詰め替え用の洗剤をボトルに入れるのはいいのですが、移し替えの作業で手間が増えるのは考えもの。アクション数が増える場合は、すべてを詰め替えるのではなく、使い勝手や手間を考えて詰め替えしない選択をとることも大事です。
見た目重視は失敗のもと
整理収納は続けていくことが大前提。一度きれいに整っても、リバウンドすればふりだしに戻ります。
見た目重視の収納は、はじめはよくても継続が難しく、挫折するリスクもあります。見た目ばかりに気を取られず、無理なく続けられる収納スタイルを見つけましょう。