生でも食べられる?「オクラ」のただしい洗い方と下処理法【知って得する食材の知識】

料理・グルメ

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2024.07.04

食欲がないときでも食べやすい、ネバネバ野菜の「オクラ」。より美味しく食べるためには、きちんとした下処理が大切なのだそうです。今回は、青果のプロである小林青果株式会社の方に「正しい洗い方や下処理方法」をはじめ、「調理方法のポイント」についても教えていただきました。

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教えてくれたのは……小林青果株式会社

創業以来70年以上にわたり、北九州中央卸市場にて青果の生産者と小売店舗のバイヤーを結ぶ仲卸業を営む小林青果株式会社。九州各県だけでなく、全国各地から旬の食材や特性の強い商品を仕入れ、お客様へお届けしている。安全で安心できる食品の提供はもちろん、作り手の思いや熱量、消費者の期待、販売店の信頼を大切にしている。

オクラの正しい洗い方と下処理方法

さまざまな料理に使えるオクラ出典:www.photo-ac.com

オクラは、ネバネバとした食感と栄養価の高さで知られる夏野菜です。日本では特に夏に旬を迎え、さまざまな料理に活用できることから、よく購入する方も多いと思います。

オクラを美味しく食べるためには、適切な洗い方と下処理が重要です。オクラの基本的な下処理方法をご紹介します。

洗い方

1. 表面の汚れを水で洗い流します。

水洗いする

2. 軽く塩をまぶし、手でこすり合わせてうぶ毛を取り除きます。

塩をまぶしてこすり、うぶ毛を取る

3. 塩とともに、うぶ毛を水で洗い流します。

塩とうぶ毛を洗い流す

口当たりをよくするには下処理がポイント

ヘタの先端を少し切り落とし、ガクのふちを剥きます。ヘタとガクを処理することによって、口当たりが良くなります。

ヘタとガクのふちを取る

オクラを美味しく食べる調理方法

オクラは、加熱しすぎると食感や味が損なわれてしまいます。それぞれの調理方法のポイントも併せて押さえておきましょう。

茹でる場合

ゆでる場合

鍋に水を沸かして塩を加えた後、オクラを入れて1分半から2分茹でます。その後、冷水にさらして冷やし、水気をしっかりと切ります。

電子レンジで調理する場合

電子レンジ調理の場合

下処理をしたオクラに切り込みを入れ、耐熱皿に並べてラップをします。切り込みを入れるのは、破裂を防ぐためです。
スーパーで販売されているオクラは1本約10g程度です。オクラ100gに対して500Wの電子レンジで1分50秒加熱します。600Wの場合は1分30秒が目安です。
加熱が足りない場合は、10秒単位の調整をおすすめします。

生で食べる場合

生で食べる場合

意外と知られていないかもしれませんが、じつはオクラは生で食べることも可能です。その場合は、上記でご紹介した洗い方と下処理をおこなってください。洗う際は、しっかりと汚れを落としましょう。

食べきれない場合は、冷凍保存もOK

一度に食べきれずに余る場合は、生の状態のまま冷凍保存するのがおすすめです。

冷凍保存もOK

よく洗って下処理をしたオクラをラップに包み、冷凍用保存袋に入れて冷凍します。冷凍期間は2~3週間が目安です。冷凍したオクラを使うときは、そのまま加熱料理に使いましょう。カットが必要な場合は、取り出してから室温で数分おくと包丁が入りますよ。

夏のさっぱりおかずに重宝する旬の「オクラ」。ご紹介した下処理方法や調理方法で、ぜひたくさん食べてくださいね!

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著者

shukana

shukana

小学生、幼稚園児の男の子のママ。出産前まで紳士服業界に携わり、TES(繊維製品品質管理士)の資格を取得。 暮らしをより楽しく、よりラクに過ごすための方法を日々模索中です。

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