意外と傷つきやすい「ステンレスシンク」じつはやってはいけない“NGお手入れ方法”

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2024.07.10

お掃除スペシャリスト(クリンネスト1級)の三木ちなです。いつでも清潔に保っておきたいシンク。こまめなお手入れは大切ですが、掃除方法を間違うとかえって逆効果になる場合があります。ここでは、うっかりやりがちな「ステンレスシンクのNG掃除」をご紹介します。

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NGその1.塩素系ぬめり取り剤を使用する

錠剤の洗剤出典:www.photo-ac.com

排水口用のぬめり取りは錠剤や吊るすタイプなど、“ほったらかし”で使える便利な商品があって便利ですよね。
しかし、ステンレスシンクに使うのはNGです。塩素系ぬめり取り剤は塩素ガスを発生させるため、シンクだけでなくシンクまわりがサビる恐れがあります。シンクの劣化につながる可能性があるため使用しないようにしましょう。

NGその2.金属たわしやメラミンスポンジを使う

メラミン出典:stock.adobe.com

ステンレスは見た目よりも傷つきやすいため、研磨力の強いスポンジを使ったり、ゴシゴシこすってはいけません。
特に注意すべきなのが、金属たわし・メラミンスポンジ・粉末クレンザーなど、表面を削り落とす力があるもの。目には見えなくても、シンク表面に細かい傷がつきます。
研磨によってできた凹凸に汚れが溜まりやすくなるだけでなく、コーティングをはがす恐れも……。シンクの寿命を縮める可能性がありますので、かたくて研磨力のある掃除グッズの使用は避けてください。

NGその3.水分をそのままにする

シンク出典:stock.adobe.com

せっかくきれいにお手入れしても、最後の詰めが甘いとカビやぬめりが発生します。
シンクにできる汚れは、水分をえさに雑菌が繁殖したもの。清潔に保つには、最後にタオルドライで水分を拭き取ることが大切なんです。
水分が残っていると水ジミができる場合もありますので、水気の拭き取りまでしっかりと行いましょう。

注意事項を確認しよう

今回はステンレスシンクの避けるべき掃除方法をご紹介しましたが、シンクの材質によってNG行為は異なります。
お使いのシンクの注意事項はどんなものがあるのか、取り扱い説明書など見て確認しておくと安心です。

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著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

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