知らないと損!「黄パプリカ」と「赤パプリカ」の栄養の違い【健康効果を高める3つの食べ方】

料理・グルメ

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2024.07.26

カラフルに食卓を彩るパプリカ。パプリカは色の違いによってその栄養も違うんです。知って得するパプリカの豆知識をお伝えします。

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教えてくれたのは……医療法人 春陽会 サクラクリニック 

高血圧や糖尿病などの生活習慣病を中心に、禁煙や認知症の治療を積極的に取り組んでいる医療法人春陽会 サクラクリニック。「質の高い医療」「説明を大切」にをモットーに、地域に根ざした医療を目指し、循環器、在宅医療、漢方を使った医療、管理栄養士や健康運動指導士と力を合わせて栄養指導や運動指導も積極的に取り組んでいる。

収穫するタイミングで、パプリカの色が違う!

パプリカ熟す出典:www.photo-ac.com

パプリカは、収穫するタイミングによって色に違いが生じます。成熟するについれて、黄色→オレンジ色→赤色に変化します。また、その栄養や健康効果にも違いがあります。

黄パプリカの栄養

パプリカ黄色出典:www.photo-ac.com

「黄パプリカ」には黄色の色素成分になるルテインが多く含まれています。ルテインは抗酸化作用があり、目の老化を引き起こす活性酸素を抑える効果があります。

黄パプリカの健康ポイント!

ブルーライトや紫外線を吸収出典:stock.adobe.com

テレビやスマホなどから発せられる有害な青色の光「ブルーライト」や紫外線を吸収したり、目を守る働きを助ける効果があります。

赤パプリカの栄養

「赤パプリカ」には赤色の色素成分になるカプサンチン、βカロテン、ビタミンCが多く含まれています。βカロテンは体内で必要に応じてビタミンAに変換されます。

赤パプリカの健康ポイント!

免疫力アップ出典:www.ac-illust.com

皮膚や粘膜を丈夫にしたり、視力の維持や、がんの予防免疫力の強化アンチエイジングなど、健康を保つために重要な働きを助けます。

パプリカの栄養を引き出す3つのポイント

1. 油と一緒に調理する

オイル出典:www.photo-ac.com

抗酸化作用の強いβ-カロテンは脂質と一緒に食べることで体内への吸収率が高くなります。炒め物や揚げ物など油を使う料理に使用したり、ごま油やオリーブ油を使ったドレッシング、またツナのオイル漬けなどで和えるのもおすすめです。

2. 繊維に沿って切る

パプリカをきる出典:www.photo-ac.com

パプリカの繊維はヘタからおしりに向かって縦方向に並んでいます。繊維に沿って縦に切ることで、栄養を逃さずに切ることができます。

3. 種とワタごと食べる

パプリカのわた出典:www.photo-ac.com

パプリカの種とワタの部分には、血液をサラサラにする効果が期待できるピラジンが豊富に含まれています。炒め物や煮浸し、丸焼き、ポタージュスープなどパプリカを丸ごと使うことで、栄養豊富な種やワタもムダなく摂取することができます。

いかがでしたか? パプリカの色の違いが健康効果にも影響があるとは驚きです。見た目だけでなく、健康にもいいこと満載のパプリカ。我が家も、これからはパプリカの食べ方を工夫して健康的な食事を心がけようと思います。

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著者

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Mitomi

小学2年生と5歳の娘を持つ2児の母。40歳主婦。転勤族の夫ともに日本全国を横断中。音楽をこよなく愛し、子供たちと音楽に励みながら四苦八苦する日々を送る。 コロナ禍で外出もままならない日々が続く中、狭い我が家の中に無限の楽しみを見つけるべく日々精進中。 学生時代にヘルパー二級、幼稚園教諭免許取得。卒業後、音楽教室にてピアノ講師として勤務。現在は専業主婦。自粛期間中に天狼院書店のライティング講座を受講。ライティングの楽しさを学習中。

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