知っておきたい緊急時に身を守る知恵
防災ずきんは、我が家の自宅に家族の人数分は備えるようにしています。でも、災害はいつ起こるかわかりません。外出時など防災ずきんを持っていない場合も想定しなければいけません。そんな時に役立つのが、なんと手ぬぐいです。SNSで話題になっていた、手ぬぐいを使った簡易防災ずきんを試してみました。
必要なもの
- 手ぬぐい(88cm×35cm)
- ハンカチタオル(30cm×30cm)
方法
1. ハンカチタオルを頭の大きさに合うように、たたむ
まず、半分にハンカチタオルをたたみます。
次に、3つ折りになるようにハンカチタオルをたたみます。
縦12cm、横15cmほどの長方形になりました。
2. 手ぬぐいの真ん中にタオルハンカチを置く
手ぬぐいの真ん中に、タオルハンカチを置きます。
3. タオルハンカチが頭部の上になるように、手ぬぐいで頭につける
タオルハンカチが、頭部の上になるように調整しながら、手ぬぐいごと頭に巻きます。顎のところで結んで完成です。
筆者も手ぬぐいで作った簡易防災ずきんを実際につけてみました。手ぬぐいで頭部を保護するクッションを固定しているため手で押さえる必要がなく、両手を使うことができます。これは、避難する時の動きやすさにつながると感じました。
手ぬぐいで作る簡易防災ずきんのおすすめポイント
1. コンパクトで、かさばらないので持ち運びが便利
テレビのリモコンと比べてみても、たたんだ手ぬぐいはとてもコンパクト。いつも使うカバンに入れても、かさばりません。カバンの中に入れて常時携帯することが可能です。
2. 手ぬぐいと組み合わせれば、身近なものがなんでもクッション代わりに
今回筆者が使った簡易防災ずきんのクッション代わりにしたのは、ハンカチタオルです。ハンカチタオルは、外出時にもよく持ち歩くアイテムの一つです。ハンカチタオル以外にも、身近なものでクッション代わりに使えそうなものはたくさんあります。例えば防寒用のアウターなどの服や、文庫本、財布……。手ぬぐいで固定することで、身近なアイテムを簡易防災ずきんのクッション代わりとして使うこともできます。
いかがでしたか? 日常生活において、緊急時に身を守る術を一つでも多く知っておくことはとても大切だと感じます。筆者のお出かけカバンにも、手ぬぐいを備えるようにしました。いざという時に冷静に対処できるよう、日頃から防災意識を高めようと思います。