「排水口」掃除に欠かせない「パイプユニッシュ」のじつはやってはいけない“3つのNGな使い方”

家のこと

2024.08.21

お掃除スペシャリスト(クリンネスト1級)の三木ちなです。キッチンや洗面台など、家中の排水口掃除に役立つ「パイプユニッシュ」。注いで流すだけの簡単お手入れで、詰まりや悪臭を解消できる優れものです。しかし、使い方を誤ると効果が半減する場合も……。ここでは、じつは間違いな「パイプユニッシュのNGな使い方」についてご紹介します。

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NGその1.キャップを使って量る

 

キャップで計量する

パイプユニッシュは、ボトルから直接液体を注いで使用します。そのため、洗濯洗剤のように「キャップで軽量する」のは間違いです。

パイプユニッシュの注意書き

ボトルの横についている目盛りを参考に、パイプの汚れ具合や目的に合わせて注ぐ量を決めます。

パイプユニッシュの注意書き(15~30分流す)

・詰まりの予防・ニオイの消臭…1目盛り
・ヌメリの除去…2~3目盛り
・詰まりの解消…4~5目盛り

キャップには目盛りがついていないため、ただしい量を量れません。パイプユニッシュが手につくと、手荒れなどの肌トラブルを引き起こす場合もありますので、こぼれやすいキャップでの計量は避けましょう。

NGその2.5~10分程度で流す

排水口にパイプユニッシュを注いでいるところ

長時間放置しすぎると、薬剤によって落ちた汚れが詰まるリスクがあります。しかし、つけ置き時間が極端に短いのも考えものです。
パイプユニッシュは約15~30分放置することで、髪の毛やヘドロなどの汚れを溶かします。そのため、つけおき時間が足りないと本来の効果が得られません。
5~10分程度で流すのではなく、適正時間を置いてから水を流しましょう。

NGその3.弱めの水圧で洗剤を流す

弱い水圧でチョロチョロ流す

つけ置きを終えた後は、水でパイプユニッシュと汚れをしっかりと流します。このとき、水の勢いが弱いと、詰まりが思うように解消されません。
ポイントは、水を一気に流すこと。洗面器1~2杯分の水を一気に流してしっかりと水圧をかけると、パイプユニッシュで落ちた汚れが押し流されます。

ただしく使って排水口をきれいに

パイプユニッシュは使い方を間違うと、本来の効果が薄れるどころか、肌トラブルを引き起こすリスクもあります。
洗浄力が強い洗剤だからこそ、ただしい使用方法を確認することが大切です。適切な使い方で、家中の排水口を清潔に保ちましょう。

 

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著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

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