NGその1.キャップを使って量る
パイプユニッシュは、ボトルから直接液体を注いで使用します。そのため、洗濯洗剤のように「キャップで軽量する」のは間違いです。
ボトルの横についている目盛りを参考に、パイプの汚れ具合や目的に合わせて注ぐ量を決めます。
・詰まりの予防・ニオイの消臭…1目盛り
・ヌメリの除去…2~3目盛り
・詰まりの解消…4~5目盛り
キャップには目盛りがついていないため、ただしい量を量れません。パイプユニッシュが手につくと、手荒れなどの肌トラブルを引き起こす場合もありますので、こぼれやすいキャップでの計量は避けましょう。
NGその2.5~10分程度で流す
長時間放置しすぎると、薬剤によって落ちた汚れが詰まるリスクがあります。しかし、つけ置き時間が極端に短いのも考えものです。
パイプユニッシュは約15~30分放置することで、髪の毛やヘドロなどの汚れを溶かします。そのため、つけおき時間が足りないと本来の効果が得られません。
5~10分程度で流すのではなく、適正時間を置いてから水を流しましょう。
NGその3.弱めの水圧で洗剤を流す
つけ置きを終えた後は、水でパイプユニッシュと汚れをしっかりと流します。このとき、水の勢いが弱いと、詰まりが思うように解消されません。
ポイントは、水を一気に流すこと。洗面器1~2杯分の水を一気に流してしっかりと水圧をかけると、パイプユニッシュで落ちた汚れが押し流されます。
ただしく使って排水口をきれいに
パイプユニッシュは使い方を間違うと、本来の効果が薄れるどころか、肌トラブルを引き起こすリスクもあります。
洗浄力が強い洗剤だからこそ、ただしい使用方法を確認することが大切です。適切な使い方で、家中の排水口を清潔に保ちましょう。