NGその1.スマホの画面
スマホの画面についた手アカ汚れは、ガラスクリーナーを使うとすっきり落とせそうな気がします。しかし、頑丈なiPhoneでさえも、ガラスクリーナーを含む洗剤の使用は禁止です。
ガラス面に傷がついたり、撥油コーティングが剥がれて指紋がつきやすくなったりするといったリスクがあります。
iPhoneを含むスマホのお手入れは、電源を切ってから少し湿らせたやわらかいクロスで汚れを拭き取るのがただしいやり方。クロスは糸くずがでないものを使用しましょう。
NGその2.テレビの液晶画面
ガラスクリーナーには界面活性剤が入っているため、テレビの液晶画面はお手入れできません。汚れは落ちますが、同時にディスプレイパネルに傷をつける恐れがあります。
ガラスクリーナーによって含まれている成分は異なりますが、研磨剤入りの洗剤もNGです。誤って使用すると、テレビ画面のコーティングが剥がれたり変質したりして故障の原因になります。
テレビの液晶画面をお手入れする際は、やわらかい布で軽く汚れを拭き取ればOKです。汚れが酷い場合は、中性洗剤を100倍に薄めた希釈液で水拭きしてください。
NGその3.自動車の塗装面
ガラスクリーナーは自動車の窓ガラスや鏡のお手入れに使用できます。しかし、塗装面につくと変色の恐れがあるため、塗装面に使用するのはもってのほか。窓ガラス・鏡の掃除に使う際も、クリーナーが飛び散らないよう配慮が必要です。
使える・使えない場所を確認しよう
ガラスクリーナーは、「窓・鏡・ガラスケース・冷蔵庫の外側」など使える場所が決まっています。
使い方を誤ると、きれいにするどころか劣化させる恐れがあるため、使用上の注意は必ず確認しておきましょう。