ものを減らすとお金が増えるのはなぜ?
きっと、片付けが貯金アップにつながるのはなぜなのか、疑問に思う方も少なくないはず。その理由は、「ものを持っているとお金が出ていくから」です。
物量が多ければそれなりに広い家に暮らす必要がありますし、収納ケースの購入費のコストもかかります。
また、ものに囲まれた暮らしをしていると、“新たにものを増やす”ハードルが低くなるんです。その結果、物欲をおさえられず衝動買いが増え、自然とムダ遣いしてしまいます。
捨てたら貯まった3つのもの
ここでは、わたしが実際に捨ててよかったものをご紹介します。
(1)ニット系の服
服屋さんへ行くと、早くも秋・冬ものの衣類が並んでいますよね。でも、わたしは「ニット」を買いません。以前は持っていましたが、すべて処分しました。
その理由は、デリケートな素材は自宅で洗えないから。ニットはかわいいのですが、クリーニング代の方が高くなりかねないため、そもそも経済的ではありません。
わたしはクリーニング代をけちって、ニットを着ないまま冬を越すこともあったので、ほぼ“タンスの肥やし”状態に……。ニットは厚みもあってかさばるため、捨てた後も買わないと決めています。
(2)食器
食器は定期的に見直して、1年間使っていないもの汚れているものは躊躇なく捨てています。
そもそも高い食器を買っていないので、どちらかというと使い捨ての感覚です。
慎重するときも、必ず古いものを処分してから。最近は使い勝手のいい「白い食器」を活用し、持つ食器の枚数も少しずつ減らしています。
(3)キッチングッズ
100均などのプチプラショップへ行くと、便利なキッチングッズがたくさん並んでいますよね。メディアでもたびたび特集が組まれ、見ると買いたくなる気持ちはわかります。
しかしそれも、衝動買いと同じ。キッチングッズは最小限あればいいんです。
わたしも勢いで買った便利グッズがたくさんありましたが、購入後は1回使って引き出しの中へ。なかなか出番がないものに関しては、すべて処分しました。
思い切って手放すと、「これからはムダな買い物を減らそう」と自分への戒めにもなり、衝動買いはほぼゼロに。
捨て活で「買うもの」を減らす
不必要なものを手放すと、暮らしにもゆとりが生まれます。そしてなにより、「捨てる→もったいない」という気持ちが芽生えることで、ムダな買い物をしなくなりました。
家中を見渡して“なくても困らないもの”があれば、このまま所有すべきかどうかを考えてみましょう。