使い方次第で「ステンレス水筒」の効果が発揮できない…。意外と知らない“NGな3つの使い方”

家のこと

2024.09.09

秋になっても、まだまだ暑い日が続いています。外出するときは保冷力のあるステンレス水筒が欠かせませんが、使い方を誤ると保冷不良や劣化につながる恐れも……。ここでは、知っておくべき「ステンレス水筒NGな使い方」についてご紹介します。

広告

NGその1.ステンレス水筒ごと冷やす

ステンレス水筒を冷蔵庫で冷やす

飲み物を入れたままの状態でステンレス水筒を冷蔵庫へ入れても、保冷機能への影響はさほどありません。
ステンレス水筒の本体は二重構造になっており、間を真空にすることで保冷するしくみです。そのため熱は伝わらず、あらかじめステンレス水筒を冷やして飲み物を注いだとしても、保冷力は同じです。

NGその2.中身が入っているステンレス水筒を冷凍庫で冷やす

冷凍庫に水筒を入れる

冷凍庫へ入れれば、飲み物がさらに冷えそうな気もしますが、これもNG。前項と同じく、ステンレス水筒の構造的により冷えやすくなることはありません。
それどころか、冷凍庫で長時間冷やしたことが原因で、危険をともなう場合があります。ステンレス水筒内の飲み物は凍って膨張し、水筒そのものが破裂する可能性があるんです。
運よく壊れなかったとしても、ステンレス水筒の保冷力が落ちる原因になりますので、冷凍庫へ入れるのは絶対に避けましょう。

NGその3.飲み物の量が少ない

飲み物が少ししか入っていない水筒

シンプルにステンレス水筒内の飲み物が少なすぎると、保冷が効かない場合があります。
この場合は、飲み物を増やすと保冷力が復活しますよ。
ちなみに、保冷力をアップしたいときは、ステンレス水筒を「予冷」しておくと◎。
ステンレス水筒に少量の冷水を入れて、1分待ちましょう。たったこれだけで、飲み物の冷たさが保たれやすくなります。

誤った使い方を避けよう

ステンレス水筒の使用方法を誤ると、劣化や故障につながるだけでなく、破裂などのリスクも生じます。
今一度ふだんの使い方を確認し、NG行為をしていないか見直してみましょう。

広告

著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

気になるタグをチェック!

saitaとは
広告