教えてくれたのは……島本美由紀さん
家事全般のラク(楽しくカンタン)を追求する「ラク家事アドバイザー」、エコの観点から食品保存や冷蔵庫収納を提案する「食品ロス削減アドバイザー」、「冷蔵庫収納&食品保存アドバイザー」として活動しYouTube「島本美由紀のラク家事CH」では家事がラクになるアイデアを発信中。
みそは「冷蔵保存」もしくは「冷凍保存」
今回はムダなく、最後まで使い切れる食品保存のテクニックをご紹介します。今日ご紹介するのは、「みそ」です。みそのおいしさを保つためには常温保存ではなく、冷蔵もしくは冷凍保存をしてください。じつは、みそは冷凍保存をしても凍らないんです。開封後はおいしさを保つためにも、冷蔵もしくは冷凍保存をしましょう。
冷蔵保存は「使う頻度で保存場所を分ける」
冷蔵で保存する場合は、頻繁に使うのであれば冷蔵室でOKです。上段よりも下段の方が温度が低いので、下段に置きましょう。
たまに使うという場合には、チルド室がおすすめです。冷蔵室よりも温度が低く、発酵のスピードを弱めてくれるので、冷蔵室よりもおいしさが保たれます。冷蔵での保存期間は3か月程度です。
冷凍保存は「おいしさが長く保てる」
個人的におすすめなのが、冷凍です。みそは冷凍をしても凍らないので、出せばそのまますくって使え、おいしさが長く保てます。冷凍での保存期間は約1年です。
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そもそも「みそ」ってなに?
みそとは大豆や米、麦などの穀物に、塩と麹を加えて作られた日本を代表する発酵食品のひとつです。発酵によるうまみや香りが特徴で、栄養豊富。基礎調味料である「さ(砂糖)・し(塩)・す(酢)・せ(しょうゆ)・そ」の「そ」に当たります。
【注意】付属のシートがあるときは捨てないで
付属のシートが内側に置いている場合には、捨てないようにしてください。みその表面の渇きと、酸化を防止してくれます。もし捨ててしまったり、ない場合はラップで表面をぴったりと覆い、空気に触れないようにしてからふたを閉めてください。
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【裏ワザ】袋入りのみその詰め替え方法
袋入りのみそは袋の上下を切って持ち上げると、中身のみそがスルッーと気持ちよく抜け落ちるので、移し替えがとってもラクです。袋に残らずきれいに移せますので、詰め替えのときに試してみてください。
いかがでしたか? 今回はみその保存方法をご紹介しました。ちょっとしたコツでおいしく長持ちします。ぜひ、試してみてください。
※こちらの記事は元動画の提供者さまより許可を得て作成しています。