NG行為⒈収納アイテムをとりあえず買う
「よし! 片付けよう!」と意気込んで、とりあえず収納アイテムを買いに行っていませんか? 確かに最小限でも、収納アイテムがあるとモノを分類して収納したり、収納スペースを有効活用できたりと便利ですが、片付けにおいてまず大切なのは、家の中のモノと向き合い整理することです。
今の自分の暮らしに必要なモノであるか、モノと向き合うことで日頃の自分の時間の使い方や買い物の仕方などの生活習慣を見直すきっかけにもなり、物理的な家の整理だけでなく、思考の整理にも繋がり、本質的な片付けができます。整理したうえで、必要なモノの数や物量が明確になってから、収納アイテムを買いましょう。
NG行為⒉見た目にこだわりすぎる
SNSや雑誌に掲載されている美しい収納をすれば「部屋が片付いて丁寧な暮らしをおくれそう!」と、見た目にこだわりすぎていませんか? もちろん見た目の美しい収納は、片付けのモチベーションを保つのに有効ですが、まずは使いやすく、片付けやすい収納の仕組みを作ることが大切です。
見た目にこだわりすぎて、戻すのが面倒だったり、どこに何があるか分かりにくくなってしまっては本末転倒。片付けやすい仕組みをつくったうえで、見た目を整えることを意識するようにしてください。
NG行為⒊家族のモノを勝手に捨てる
「家の中が片付かない」と、ついつい自分のモノだけでなく、家族のモノも捨ててしまいたくなるもの。ですが、モノの要不要は本人にしかできないことなので、家族のモノを勝手に捨てることはしないように十分気をつけましょう。
家族が共有して使うスペースの片付けは、家族のモノを移動させたり、減らすことが必要になり、家族の協力は不可欠。家族に片付けに協力してもらうためにも、部屋を片付ける必要性や部屋が片付かないことで起きているストレスなどを家族に伝えるようにしましょう。
勝手に捨ててしまうと、片付けに対して今以上にネガティブなイメージを持たせてしまいますし、家族の関係にも溝を作ってしまうことになりかねません。家族のモノに着手する前に、自分自身のモノを片付けきることに集中してください。
片付けでやってはいけないNG行動3選をご紹介しました。家を片付けるにあたって、大切なことは今の自分の暮らしに必要なモノが何なのか、モノを通して向き合い、使いやすい仕組みを作り、暮らしを軽やかにすること。NG行動をやってしまっていないかチェックして、片付けてどんな暮らしを送りたいのかを考えながら、片付けに取り組んでください。