NGその1.機械のお手入れに使う
キッチン泡ハイターは、つけ置きした後に流水で30秒以上しっかりと洗い流す必要があります。そのため、水濡れ厳禁の機械類は掃除できません。キッチン用の家電はもちろん、水洗いできないものは基本的にNGです。
オーブントースターや電子ケトルなど、機械類のつけ置き・お手入れへの使用は避けましょう。
NGその2.長時間のつけ置き
キッチン泡ハイターは、液体ハイターとは違って“原液のまま”お手入れに使用できます。しかし、つけ置き時間は短めです。
《除菌、消臭》
・プラスチック製のまな板、排水口のごみ受け…約30秒
・上記意外…約2分
《ウイルス除去》
・ふきん以外…約2分
・漂白、ヌメリ除去…約5分
キッチン泡ハイターを安全に正しく使うためには、放置時間を守ることが大前提。続けて長時間の使用も避け、お手入れにかかる時間が長くならないよう気をつけましょう。
◆合わせて読みたい:「キッチン泡ハイター」のじつは使ってはいけない“3つの場所”
NGその3.トイレ掃除に使う
キッチン泡ハイターの漂白・除菌力を利用して、トイレの便器を掃除するのは避けてください。
キッチン泡ハイターは揮発性のある洗剤。温水便座は家電製品であるため、キッチン泡ハイターの成分が気化すると本体内部の金属部分が劣化したり腐食したりする恐れがあります。
トイレ便器の黒ずみや黄ばみ汚れは、トイレ専用の洗剤を使用しましょう。
やってはいけない「注意事項」は意外と多い
キッチン泡ハイターは手軽に使える便利な洗剤だからこそ、“うっかり”誤った使い方をしてしまいがちです。
安全に正しく使うためにも、注意事項を確認のうえキッチンまわりの掃除に役立てましょう。